AMP Columnist

さまざまな業界で活躍するAMPコラムニストが、独自の視点で専門性のあるコラムを発信。 ビジネス、カルチャー、テクノロジーなどの分野に紐づく、深い洞察や話題のトピックを幅広く取り上げて紹介します。

多様性溢れる時代だからこそ、組織に取り入れるべき「ダイバーシティ&インクルージョン」

2020年は大きく働き方を変える人が多かった。朝9時から夜6時まで会社に出勤して仕事をするという画一的なあり方のみが良しとされる時代はコロナで一変、リモートワークが導入されるようになった組織も多い。 共に働くメンバーには、さまざまなバックグラウンドがある。家族が医療従事者の場合もあれば、満員…

コラムニスト 

漫画家・田素弘が読み解く、アメリカ大統領選挙とこれからの世界

現在、私は地政学を題材にした漫画『紛争でしたら八田まで』を「モーニング」(講談社)で執筆しており、地政学の専門家ではないが、物語舞台を現代の紛争地に設定している都合上、常に最新情報をチェックしている。 いま、私が最も注目しているのは2020年アメリカ大統領選挙だ。これは世界No.1の覇権国家…

コラムニスト 

4年半のリモートワークで実感する、居住地の重要性。仕事と生活の両立の解は高尾?

リモートワークで手に入れた仕事も趣味も楽しむ生活 2020年はコロナ禍によっていままでの暮らしとは大きく変わった方も多かったのではないだろうか。外出が制限される、家で仕事をする時間が増える、旅行や趣味も思う存分楽しむことができずにストレス解消もできないなど、さまざまだろう。 私も例外で…

コラムニスト 

リモートワーク&ステイホームでハイブリッド化が加速するビューティーテック

コロナ禍でも美への想いは変わらない COVID-19は不況の影響を受けないといわれてきた美容業界にも大きなダメージをもたらしている。 マスク着用やリモートワークで美容やメイクに対する考え方が大きく変わり、店頭でスタッフのアドバイスを受けながら商品を試すことも難しくなっている。インバウン…

コラムニスト 

数字で読み解くLGBT・性の多様性ーー多様な「違い」を楽しむために

「目に見えないアイデンティティ」への意識 グローバル化や少子高齢化を背景にDiversity & Inclusionを謳う企業が国内でも増えている。性別、年齢、国籍、障がい、宗教・信条など様々なアイデンティティに対する理解に取り組み、その包摂を目指す企業は少なくない。今後、深刻な人材…

コラムニスト 

40万人が訪れたバーチャル開催の渋谷ハロウィーンイベントで見えてきた「都市DX」の課題とは

交通、インフラ、行政、商業などあらゆる都市機能をDX化し、今までにないスマートシティのような新しい街づくりが世界各国で進み、日本でもその動きがでてきた。 例えば、静岡県裾野市の「トヨタ ウーブン・シティ」や、北海道札幌市「DATA-SMART CITY SAPPORO」など、自治体と企業が結…

コラムニスト 

ノンデスクワーカー市場にデジタル化を広げていくことの価値とは

ビジネスチャンスが広がる市場、ノンデスクワーカーの可能性 今回、ノンデスクワーカー領域のデジタル化をテーマに、筆者が見てきた現場の実態や、これからの未来についてお伝えできればと思う。ノンデスクワーカーとはひと言で言えば、「オフィスの外で働いている人」のことを指している。オフィスワーカーがオフ…

コラムニスト 

チェーンからウェブへ ーー DXは物流業界を新たなステージに導くか?

チェーンからウェブへの進化 新型コロナウイルスの流行は、サプライチェーンを固定化・集中化することのリスクを顕在化させた。自社の工場や物流拠点に被害はなくとも、調達先・納品先の稼働が停止することで生産・流通プロセスは麻痺する。事業のサステナビリティを高めるためには、固定的な「チェーン=鎖」では…

コラムニスト 

レガシー産業の代表格「建設業」で、DXは可能なのかーーアナログな受発注のブラックボックス化を打破

ブラックボックス化が進む「商習慣」、建設業受発注の課題 日本産業の中で、製造業に次ぐ巨大市場を持つのが「建設業」だ。 その市場規模は60兆、80兆円とも言われ、友達や親族など「知り合いの知り合い」くらいまで辿れば、誰かしらは建設業界に関わりがあるという人がほとんどだろう。 そんな…

コラムニスト 

芸人マシンガンズ滝沢が考えるSDGs12「つくる責任 つかう責任」ーーごみ清掃員として見てきた食品ロス・廃棄の現実

ごみ清掃員として目の当たりにする廃棄問題 世界経済フォーラムによると日本のSDGsの認知度は28カ国中、最下位だという。国内に目を向けるとSDGsの認知度は29.1%で3割に満たない。(※電通調査) 日本でのSDGsの周知は急務だが、とりわけ12の「つくる責任 つかう責任」は、ごみ清掃…

コラムニスト 

オンライン診療の現在地と今後の可能性——DX化によって変わる医療、歯科矯正の現場

昨今、さまざまな業界で進む業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)化。医療分野での紙カルテから電子カルテへの移行は、この分野ではその最たる例だといえるが、今注目を集めているのがスマートフォンやPCを使い、遠隔地から診療をおこなう「オンライン診療」だ。  コロナ禍をきっかけに注…

コラムニスト 

ステラ・マッカートニーはファッション業界を大きく変えたーー世界的ブランドの進化するサスティナブルな取り組み

アフターコロナを探りながら、時代がコロナによって驚くべき速度で進化を遂げていることを目の当たりにする日々が続く。 ここ数年の地球温暖化を始め、「BLM(Black lives Matter)」が火をつけた根強い人種差別への抗議や、体型を揶揄する風潮に異議を唱えた「ボディポジティブ」、LGBT…

コラムニスト 

創業1781年、老舗かまぼこ屋八代目の若旦那が仕掛ける観光コンテンツ。小田原から見た地方観光ビジネスの可能性とは

小田原が抱える観光コンテンツの課題とは 小田原と聞いてなにを思い浮かべるだろう?子供の頃に歌った「お猿のかごや」の歌詞に登場する小田原提灯。もしくは「箱根駅伝で通過していくあの場所」・・・くらいのイメージではないでしょうか? 横浜に住む自分にしても、小田原に何があるのかと聞かれたら「小…

コラムニスト 

コロナ禍で変化する物流と雇用。「物流倉庫」がイメージを変えるカギはギグワークなのか?

コロナ禍で伸びる物流と雇用 自宅まで商品を届けてくれるさまざまなサービスは、もはや生活に欠かせない存在になっている。大きな家電から小さな生活用品まで、インターネット上で注文してしまえばなんでも家に届けてくれる時代だ。 そしてそれは、コロナ禍での巣篭もり需要の影響からますます加速している…

コラムニスト 

今、ドローン物流が超えるべき課題とは。「Amazon Prime Air」など世界で動き出すサービスの現在地

AmazonやWalmart、世界で動き出す「ドローン宅配」 日本をはじめ世界各地で実証実験の段階で停滞していたドローン物流(drone logistics)がコロナ禍で需要が一気に高まり、次々と実用段階に突入している。 ドローン物流はこれまで、主に山間部や離島など通常の方法では時間が…

コラムニスト 

事例から見る「物流×ブロックチェーン」 FedExやニトリから見たこれからの物流業界

コロナ禍でネットショッピングが好調だ。商品の流通量が増加し、物流の重要性が益々叫ばれている。一方で、日本最大の社会課題である少子高齢化による影響から、労働人口の減少が著しい。 しかしながら、労働人口の減少により発生する問題の多くは、テクノロジーで解決することができるだろう。デジタル化による業…

コラムニスト 

ロジスティクス4.0で描かれる新たな成長図。物流業界に与える創造的革新

ロジスティクスによる大量輸送時代の幕開け 「ロジスティクス」という言葉は、元々は「兵站(へいたん)」を示す軍事用語だった。 即ち、軍事活動を展開するために必要な人員、兵器、装備、食糧などを管理し、必要な場所に補給・輸送する機能と捉えられる。古代から現代に至るまで、軍事活動におけるロジ…

コラムニスト 

2020年4月から必修化したプログラミング——教育現場はコロナ禍を好機とできるのか

大学入試でもプログラミングが導入? 2020年4月、日本の小学校では「プログラミング」が必修化された。しかし、新型コロナウイルスによる非常事態宣言の発令により大部分の小学校で休校を余儀なくされ、休校措置が解除されたいまでも現場の教員はその対応で手一杯になっている。 2021年度からは中…

コラムニスト 

学生ビジコンは“起業ごっこ”か —— 変化する起業家支援のいま

学生ビジコンはパフォーマンス? 学生が起業に踏み出すハードルは、年々低くなっているのではないだろうか。2017年の中小企業白書によると、ここ15年ほどの起業希望者・準備者のうち学生が占める割合はそれぞれ3~5%と増加傾向にあることが読み取れる。 インターネットを覗けば起業に関する情報が…

コラムニスト 

学びの場はAR/VR/MRに。急拡大するウェビナーの利用は学習スタイルをどう変化させるのか

世界を覆うコロナ禍はこれまで停滞気味だったサービス、なかでもオンラインでの学習やセミナー関連を大きく変革させている。 たとえば、ウェビナーことウェブセミナーは、インターネットの普及とほぼ同時に登場しているが、リモート化にあわせて登場した新しい言葉のように思われるほど、毎日のように目にするよう…

コラムニスト 

デジタルシフトが音楽業界復活のカギーー壊滅状態の音楽市場を救う2つの打開策

コロナで一変した音楽業界 音楽業界は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大によって大きな打撃を受けている。特にライブエンターテイメント産業へのダメージは大きく、感染拡大の終息が見えない現状において、影響は長期化すると目されている。音楽ビジネスは、未曾有の危機をどう乗り越えるのか。…

コラムニスト 

コロナはフェイク、反ワクチン…? 社会的孤立が招くインフォデミックから陰謀論とは

世界を動かす陰謀論やフェイクニュース 2020年7月17日、米Googleは新型コロナウイルスの陰謀論を唱える広告を禁止すると発表した。同21日には、Twitter社が陰謀論を唱える集団「QAnon(Qアノン)」に関する投稿で同社のポリシーに違反したアカウントを恒久的に停止すると発表した。 …

コラムニスト 

ビジネス基礎からサブスクの現在まで、各業界の有識者の読書スタイルと今夏読みたい書籍16選

長引くステイホーム期間。多くのビジネスパーソンが、完全にリモート、一部リモートなど、これまでの働き方とは異なる“特殊な時間”を過ごしているはずだ。移動が減ったことでできた時間を、家族との時間に充てたり、ウェビナーを受講したり、時間をいかに有効活用するかは、その人の意識次第だ。 今回AMPでは…

コラムニスト 

コロナ失業を救う新しい雇用の可能性——ギグワークが可能にする相思相愛の人材マッチング

「コロナ失業」から新たな局面を迎える採用・就職市場 新型コロナウイルスの感染拡大は、労働市場に大きな影響を及ぼした。「コロナ失業」という言葉が生まれるほど多くの方が職を失い、2010年以降上昇し続けていた有効求人倍率は、この感染症の流行を機に一気に下落している。 だが、この数値の低下も…

コラムニスト 

個性を刺激し、競争心に火を付ける 世代を超えてファンを育てる「ミニ四駆」のメディア戦略

子どもの頃、「ミニ四駆」に夢中になった人は多いのではないだろうか?実は今、ミニ四駆は第3次ブームを迎えて長期にわたる盛り上がりを見せており、もはやホビーの一大ジャンルとして確立しつつある。 激しい市場の変化とめまぐるしい技術革新で商品ライフサイクルが短くなる中、「ミニ四駆」が盛衰の波を越えて…

コラムニスト 

「貸し切り」や「離島」がキーワードに? ニューノーマル時代の旅行スタイルにおきる変化とは

国内外を問わず、自由に好きなところへ移動できるようになるのは、一体いつになるのか? 航空業界の間では「コロナ以前のように戻るには3〜4年かかる」という説が囁かれ、視界不良の中を飛び続けているという、まさにそんな状態でもあります。 コロナ以前の状態に戻るのはまだ先だとしても、旅に出て美味…

コラムニスト 

レイオフから見えたコロナ禍におけるスタートアップの方向性

グローバル市場で止まらない人材解雇 この数年間、世界規模で大きく成長を続けていたスタートアップ業界が方向転換を迫られている。ユニコーンともてはやされた企業さえもコロナ禍(COVID-19 Crisis)の影響から逃れられず、社員の解雇(レイオフ)に追い込まれているからだ。 株式投資プラ…

コラムニスト 

SNSの「承認欲求」は“悪”なのか? 適切に声を挙げていくために必要なこと

SNS誹謗中傷における「承認欲求」 SNS誹謗中傷問題の記事を読んでいて、いくつか、「承認欲求」という言葉の使い方に引っかかるものを見た。その多くは専門的な議論ではなく、人間関係トラブルについて解説したり、人間関係やビジネスを上手に切り盛りする知恵を提供する記事といったものだ。 もとも…

コラムニスト 

レモンサワーの進化・深化はどこまで行くのか? 「檸檬堂」から見るRTD市場の可能性

居酒屋を中心に広がったレモンサワーブーム。「進化形」と称する、見た目や味にこだわったレモンサワーで各店が競い合うほか、種類を豊富に揃えたレモンサワー専門店なども誕生した。さも涼しげでフォトジェニックなレモンサワーは、SNSで情報が一気に拡散する今の時流にマッチし、進化していったと言えるだろう。 …

コラムニスト 

誕生から50年、「ドラえもん」がなぜ今も愛され続けるのか?コロナ禍でも人々を支えたキャラクターのビジネス展開を探る

50年前に小学館の学年誌の連載漫画として登場した「ドラえもん」。作者である藤子・F・不二雄氏が1996年にこの世を去った後も新作が作り続けられ、近年、映画の興行成績は右肩上がりだという。 「ドラえもん」を漫画で読んだりアニメで観たりした小学生たちが、順に成長して大人になり、やがて親になって、…

コラムニスト 

Web3.0時代の到来——ブロックチェーンがこれからの社会に必要な理由

昨今バズワードのように語られるブロックチェーン。その歴史は2009年に始まったばかりだ。ブロックチェーンは、FinTechの一種であると思われがちだが、既に金融分野に限らず幅広い領域での導入事例が登場してきた。例えば教育分野では学位の詐称を防止するために、一次産業では産地情報の改ざんを防止するため…

コラムニスト 

成長が止まらない宇宙産業——参入続く世界の宇宙ベンチャーと日本の現在地

民間参入で変わる宇宙産業のいま 人類が月面に立ってから51年。これから世界はどこへ向かうのだろうか? 世界各国で宇宙開発への熱が高まり近年多くの資金が投入されている。現在、宇宙ビジネスの世界の市場規模は2010年の約27兆円から2020年では約40兆円程と成長しており、今後も飛躍的に伸…

コラムニスト 

19歳起業家・山本愛優美が経験したVCからの資金調達——「私が越えられなかった最大の壁をお話しします」 

「是非あなたの事業に出資したい」 プロダクトの開発をしているときに、エンジェル投資家の方やVCの方からそのようなお声がけを頂いたことが何度かあった。 しかし私は「自分の描いている未来や、サービス自体の価値を認められた!」と誇らしく思った反面、「株」を渡すということに対して恐さやプレッシ…

コラムニスト 

結果を出すための3つのインプット術。ニューノーマル時代に向けた仕事に活きる学び方

「結果を出したい」 いまこの記事をお読みのビジネスパーソンならば、少なからずこうした気持ちを持って日々の仕事に取り組んでいるのではないだろうか。 ビジネスシーンで求められるスピードが年々加速し、さらにコロナ禍で進んだリモートワーク環境では確固たる結果を出し続けることが求められる時代にな…

コラムニスト 

これから問われるギグワーカーの価値——ニューノーマルで変化する人材市場

コロナ危機は「働き方」転換期 昨今、新型コロナウイルスの感染防止による外出自粛の影響で、テイクアウトやデリバリーの需要が増加している。実際に街中でも、Uber Eatsのロゴ入りカバンを背負った人が、自転車を漕いで各家庭に食事を配達する姿を多く見かけるようになった。Uber Eatsの契約社…

コラムニスト 

「ワーケーション」に期待するこれからのアニメ聖地巡礼 

ワーケーションの話をしたい 筆者は横須賀市に住んでいる。2020年6月9日に自由民主党から広報物が届いた。「小泉環境大臣に聞く新型コロナ対策」と題された記事を読む。下記に一部抜粋する。 コロナの収束を見据えて取り組んでいる政策もあります。「ワーケーション」(働くという意味の「ワーク」と…

コラムニスト 

元サーファーが築いた観光地「スンバ」 自然と共存を続けるサステナブルなリゾートの魅力とは 

“変わらないこと”の価値観をどう捉えるか? サステナブルなリゾートのあり方 島の自然ほぼそのままの中に存在するリゾート、“ニヒスンバ”。周りの環境に溶け込むように建てられている様子は、完成当時と殆ど変わっていない。人々の旅行や旅先での過ごし方に対する価値観が多様化している中、ビジネスの面で「…

コラムニスト 

「健康×ゲーム」の新展開。コロナ時代にeスポーツが加速する

“後進国”の日本でeスポーツが急激に進化 東京オリンピックの新種目とされたeスポーツ。世界的に見て、残念ながら日本は後進国の部類に入るが、アメリカではすでに、国がeスポーツを「スポーツ」として認めており、プロゲーマーがスポーツ選手であることは社会的にも認められている。 また、韓国や中国…

コラムニスト 

地図型マネジメントから「コンパス型マネジメント」へ——先行きの見えないこれからのビジネスで求められる方向感覚 

ようやく収束の傾向が見え始めてきたコロナショックだが、いまだに大きな影響を受けている人は少なくないだろう。「コロナ騒動さえなければ…」という忸怩たる思いで、ビジネスの立て直しに必死になっている人も数多くいるはずだ。 そして、復活の兆しが見えてきたとは言え、これからこのままV字回復になるのか、…

コラムニスト 

いまもっている権利を使うということ——伊藤詩織さんの提訴、木村花さんの誹謗中傷から考えるこれからの「言論」

提訴することの社会的意味とは ジャーナリストの伊藤詩織氏(以下、伊藤氏)が、SNS上での発信者複数名に対して、名誉毀損の訴訟を起こした。漫画家のはすみとしこ氏(以下、はすみ氏)の文字付のイラスト画が、伊藤氏の職業活動や社会活動を貶める内容のものであること、また、数名が名誉毀損となる内容のリツ…

コラムニスト 

日本で始まる「TikTok LIVE」 転換期を迎えるTikTokは新たなインターネットミームを生み出せるか

グローバル公開から3年目を迎えたショートムービー投稿サービス「TikTok(ティックトック)」が好調だ。 150の国と地域で75言語に対応するモバイル向けアプリは、2020年第1四半期(1〜3月)のダウンロード数が全世界で3億1,500万にもなり、「ポケモン GO」がもつ最高記録(3億8…

コラムニスト 

進化するUber —— コロナ禍で実現性が高まるドローン配送や自動運転車など、新たなビジネスモデルとは

COVID-19の感染拡大による自粛生活で様々なサービスがスポットを浴びるなか、フードデリバリーサービスの「Uber Eats(ウーバーイーツ)」は全国規模で利用を拡大させ、知名度をアップさせることにも成功している。 Uber Eats は個人ドライバーとユーザーをマッチングするライ…

コラムニスト 

アフターコロナはトランステックの時代に。日本でもメンタルヘルスの新潮流が生まれるか? 

GAFAも注目する「トランステック」 グーグルなど世界の一流企業が取り入れ、脳を活性化させ、ストレスをたまりにくくし、仕事のパフォーマンスを上げるとして知られるマインドフルネス。 そのあとに続くものとして、現在、アメリカで注目を集めているのが「トランステック」だ。トランステックとは、ト…

コラムニスト 

コロナ禍で崖っぷち状態となった”アニメ聖地巡礼”ビジネスの、これまでとこれから

モノが売れない時代に成長したアニメ聖地巡礼 アニメ聖地巡礼とはアニメ作品の舞台となった地域を聖地と呼び、ファンたちがその地を目指し旅をすること。物語を旅する、ともいわれる。 世界市場を含め、2兆円産業となった日本産アニメは国内外に多くのファンを持つ。しかし、世界のファンの消費行動は動画…

コラムニスト 

営業妨害や嫌がらせ、増加する「自粛警察」 コロナストレスが生み出した恐怖

「何で子どもが外で遊んでいるんだ。近所の学校の子どもだろう。学校に連絡するぞ、このコロナめ!」 休校中に自宅の前の道路で遊んでいたところ、知らないおばあさんに怒鳴りつけられたという小学生がいる。理不尽でとても嫌な思いをしたそうだ。 ドッヂボールをしていて通報されたという小学生もいる。「…

コラムニスト 

デマに踊らされないために。アフターコロナでも鍛えるべき「海外ニュースを追う力」

新型コロナウイルスに関連した緊急事態宣言が多くの都市で解除された。第2波は心配だが、首都圏、関西も踏ん張りどころだ。 この1~2カ月、通勤や飲み会がなくなり、時間ができた人も少なくないだろう。オンライン飲み会、筋トレ、読書が盛り上がっていたが、今回のコロナ騒ぎを通じて、デマだけでなく、ソース不明の…

コラムニスト 

サスティナブルなリゾート島「スンバ」 元サーファーと投資家が生み出した観光モデル

インドネシアのバリ島から飛行機で一時間足らずの場所に、スンバという島があります。 約12,000近くもあるといわれるインドネシアの島々の中、最も貧しい島とされていた時期もあったようですが、今徐々に変わろうとしています。 それを可能にしつつあるのが、リゾートと島民とのユニークでサスティナ…

コラムニスト 

ふるさと納税で地域支援をアップデート。新型コロナで広がる新たな応援のカタチとは

新型コロナウイルスの影響により、日本のみならず、世界が厳しい状況に置かれている中、「助け合おう」「励まし合おう」という声が、SNS上や様々な分野で上がってきている。 日本の地方にも、そのような運動が芽生えはじめている。 その一つとして注目されるのが、「ふるさと納税」の活用だ。 平成20…

コラムニスト 

フィットネスの新トレンド「ホーム・ジム」、コロナ疲れを解消する一手となるか

コロナ疲れによる「鬱」や「ストレス」、在宅勤務だからこそ感じるフラストレーション 日本において、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。 4月7日、東京都など7都府県に対して政府は緊急事態宣言を発令。その後、4月16日に緊急事態宣言の適用地域が、全国へ拡大した。 当初は…

コラムニスト 

驚きの中国児童書市場——『かいけつゾロリ』から学ぶマーケティング戦略とは

日本の出版業界の市場規模は年々縮小傾向にある。電子書籍市場が緩やかに拡大しているものの、紙ではコミックや文芸、新書などどのジャンルも売り上げの減少は止まらない。なかでも雑誌は2007年と比較すると半分ほどまで落ち込んでしまった。そんな中、児童書はここ10年で唯一売り上げを伸ばしたジャンルだ。 …

コラムニスト 

新型コロナで問われるオンライン診療の価値 海外事例から見る医療環境の変化

オンライン診療は新型コロナ対策の切り札になるか? 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、パソコンやスマートフォンによるビデオ通話機能を使う「オンライン診療」への関心が高まっている。 2020年4月7日、日本政府は東京や大阪など7都府県を対象に緊急事態宣言を発令。感染者数の爆発的増大や医療崩壊を食い止め…

コラムニスト 

“汎用性”こそビジネスパーソンが身につけるべき転職に優位なスキル

社会に出てしばらくすると、どんなに素晴らしい仕事に就いているビジネスパーソンでも「自分はこのままで良いのだろうか」「この仕事を続けて、社会で通用するスキルは磨けているのだろうか」という漠然とした不安を抱えるケースは多い。 これからのキャリアを優位に進めるためにスキルを磨きたいという若者は、1…

コラムニスト 

変化するホラー映画の定義、「ミッドサマー」から読み解く映画マーケティング

2月21日に公開されたアリ・アスター監督の『ミッドサマー』は公開前のマスコミ試写会や先行上映会でも傑作だと名高く、公開から全国満席続出、4日間で動員7万7,125人、興行収入1億1,545万400円(全国106スクリーン)という大ヒットを記録した。しかも公開後すぐに全国でリピーターが続出したそうだ。…

コラムニスト 

組織も個人も理解すべきーーリモートワークの盲点とは?

新型コロナウイルス流行の影響により、多くの企業がリモートワークへの切り替えを行っている。 リモートワークはPCとネット環境さえあれば、国内や海外など場所を問わず、どこでも仕事ができる。満員電車に乗って出社する必要もないので、時間を有効活用できるのが特徴だ。「この先もリモートワークで仕事は回る…

コラムニスト 

銀座の一等地でダイニングをシェア —— シェフのためのコワーキングスペースで生まれる新たな飲食ビジネス

近年さまざまなサービスで活用されているシェア、サブスクリプションといったアイディアが、飲食業界においても利用され始めている。以前記事で紹介したTABETEなどは、フードシェアリングのサービスに含まれるし、レストランという“場”のシェアも考えられる。 ただし新しい試みであるだけに、まだまだ模索…

コラムニスト 

変化するハワイ最後の楽園。医者と実業家が始めたサスティナブルリゾート

手つかずの自然や風景が多く残っている「ハワイ最後の楽園」、ラナイ島。 以前にもお伝えしたとおり、2012年にオラクルの創業者ラリー・エリソン氏が島の98%の土地を購入。エコで持続可能な島への取り組みを行なっています。 島では資源や環境を保護・育成・活用する活動に加え、リゾートというある意味真逆の…

コラムニスト 

止まらない新型コロナのデマ。なぜフェイクニュースを信じてしまうのか

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、デマやフェイクニュースが多数出回っている。日々新しいフェイクニュースが飛び交い、中にはチェーンメール化していたり、風評被害や重大な健康被害などにつながってしまった例もある。 WHOは、このような事態をパンデミックならぬインフォデミックとして警鐘を鳴らしている…

コラムニスト 

絶対に知っておきたい女性部下のマネジメント 

4月の新入社員を迎えるにあたって、管理職に就くみなさんが抱える悩みの種は「部下との向き合い方」ではないだろうか。そして、中でも筆者がよく耳にする悩みは「女性部下との向き合い方が分からない」という、特に男性管理職の方が直面しやすい問題である。 女性の社会進出が加速したことにより、これまで以上に…

コラムニスト 

同一労働同一賃金の先にあるもの——「非正規」という言葉が一掃される世界

今年に入り、「同一労働同一賃金」という言葉をニュースなどでよく見聞きするようになった。そこで話題になっているのは、働き方改革にともなう法改正の話だ。働き方改革というと「時間外労働の上限規制」、つまり残業時間の抑制だけが注目されがちだが、これに加えて「年次有給休暇の取得義務化」と「同一労働同一賃金」…

コラムニスト 

「オンラインでは腹が探れない」、在宅勤務に悩む管理職~疑似出社や雑談で環境づくり

新型コロナウイルスの感染防止で、多くの企業がテレワークを始めて1カ月が経った。 育児や介護、あるいは遠距離居住者のための“福利厚生”的なテレワークは日本でも浸透しつつあったが、管理職も含めた組織全体の取り組みの中で、「規律」と「コミュニケーション」の両立という課題が浮かびあがっている。 メルカリ出品…

コラムニスト 

日本人はお金のために疲れる。幸福度No.1の国・フィジーに学ぶストレスフリーな生き方とは

ギャラップ・インターナショナルが主催する世界幸福度調査で、ほぼ毎年といっていいほど1位になる国がある。 それは、南の島、フィジー。 一時期、日本では、ブータンが幸福の国として話題になったりしたが、実はフィジーも幸福度の高い国として世界から注目されている。 この調査はアーユーハッピー…

コラムニスト 

なぜ、今多くのベンチャーが“睡眠”に乗り出すのか? 睡眠改善が労働市場にもたらす影響とは

不眠に悩む20〜30代が増加中 忙しいビジネスパーソンにとって、睡眠は大きな関心事だ。質の良い睡眠が取れなければ、疲労はたまり、仕事のパフォーマンスが上がらない。プライベートにも影響し、心身ともに不調を招く。 寝具大手の東京西川が2019年7月、全国の18歳~79歳の男女1万人を対象に実…

コラムニスト 

オラクル創業者が取り組む、島まるごとサスティナブルリゾート計画

ラリー・エリソンという人物をご存知だろうか? アメリカの大手ソフトウェア会社であるオラクルを立ち上げ、世界有数の企業にして過去には世界一の大富豪になった人・・・ということくらいは知っているかもしれません? では現在の彼が取り組んでいることについてはどうですか?(一部のハワイフリークを除いて)、…

コラムニスト 

「アットコスメ」に学ぶOMOとデータ駆動型ビジネス 原宿旗艦店の次はメルカリと協業

ビューティ系総合サイト「アットコスメ」を手がけるアイスタイル(吉松徹郎社長)が、OMO(オンラインとオフラインの融合)とデータ駆動型ビジネスの先行事例として注目を集めている。1月10日に東京・原宿駅前に旗艦店「アットコスメトーキョー」をオープンしたのに続き、2月20日には、メルカリとの協業を発表し…

コラムニスト 

「日本人はマークされている」新型肺炎逆輸入警戒、水際対策強化する中国

新型コロナウイルスによる肺炎の水際対策として、日本は9日、中国・韓国からの入国制限を発動した。反発し、対抗措置を取った韓国に対し、中国政府は「理解できる」と冷静に反応した。 中国は新型肺炎が最初に拡大し、渡航する外国人が激減しているためあまり注目されていないが、実は中国も日本より早く、外国人渡航者…

コラムニスト 

激甚化する日本の水害。防災・減災に用いられる最新テクノロジー

近年、台風や集中豪雨による水害の頻度が高まり、また被害規模も大きくなりつつある。そのため河川の氾濫を防ぐための堤防や治水施設などのインフラ整備、新たな技術の開発など、「水害」への対応が一大テーマになっている。 防災・減災のために、どのような対策が行われているのか、そこに生かされている技術に着目…

コラムニスト 

本当はネガティブじゃない、監視社会・中国のリアル

共産党一党独裁ならではのスピードでテクノロジーによるハイテク監視社会化を推し進めている中国。監視社会化というと、どうしても私たちは、ジョージ・オーウェルが描いたディストピア小説『1984』のような、ネガティブな印象を持ちがちだ。だが、梶谷懐さんとの共著『幸福な監視国家・中国』(NHK出版新書)を上梓…

コラムニスト 

令和のキャリアを優位に進める「上司を育てる」スキル

終身雇用が当たり前であった日本では、会社で上司との関係がうまくいかないことはビジネスパーソンにとって非常に大きな悩みだったのではないだろうか。 厚生労働省が発表した「平成28年雇用動向調査結果の概況」によると、転職者が前職を辞めた理由の割合は「給料が少ない」「労働条件が悪い」に続き、「人間関係…

コラムニスト 

巨大エキナカ商業施設のフードロス削減にスタートアップが挑戦!「レスキューデリ」実証実験とは

国内最大級のターミナル駅である東京駅は、食の一大中心地でもある。そして世の常として、消費が大きいほど、一方で莫大なロスも生まれてしまう。 このたび、そうした現状を変えていくために、ある実証実験が実施された。東京駅エキナカ商業施設・フードロス削減「レスキューデリ」実証実験である。 東京駅地…

コラムニスト 

「地図に載る料理を作る」 ハワイ独自のリージョナルキュイジーヌは料理人たちの熱い思いから生まれた

今でこそハワイのレストランでは様々な料理を食べることができます。しかしながら80年代半ば頃まではそうではありませんでした。 観光客の行く店の定番メニューといえば、アメリカ本土からやってきたシェフが作る「ステーキ&ロブスター」、「パスタ」、「ピザ」・・・。つまりどこででも食べられるような西洋料理…

コラムニスト 

人間はAIで不老不死になれるのか? GoogleなどのIT経営者たちも提示する長寿の可能性

伸び続ける平均寿命、2500年には寿命が200歳に? 世界に先駆けて、超高齢化が進む現代日本。 1950年の平均寿命をみてみると、男性は59.57 歳、女性は62.97歳だった。だが、2000年には男性が77.72歳、女性が84.60年へ著しく伸長。男女いずれも、50年間で約20歳伸びた計算…

コラムニスト 

スターバックス創業メンバーが辿り着いた、マノアの丘の小さなカフェに学ぶこと

日本人に人気の海外旅行先でもあるハワイ。毎年約150万人もの日本人がハワイへと飛んでいきます。 現地では多くの日本人とすれ違うため、「日本人ばっかり」という声もよく聞きます(そう言うあなたも日本人なのでは?とツッコミを入れたくなりますけど)。 しかも日本人観光客の多くがワイキキエリアに留…

コラムニスト 

「大手か、スタートアップか?」キャリアを決めるコツは“問い”にある

近年、仕事に対する「価値観」に変化が起きている。 ひと昔前であれば、大企業に正社員で入社することが正解だという傾向があったが、時代とともにベンチャー企業やスタートアップ、フリーランスなど様々な選択肢が増えている。さらにリモートワークやパラレルワークといった働き方も普及し、採用市場は変革期を迎えてい…

コラムニスト 

人は旅からどんなヒントを得るのか。ジョブズやゲーテ、偉人たちが残した名言

約25%・・・。これは日本人のパスポート保有率。ざっくり言えば、4人に1人の割合でしか海外に出て行っていないということになります。 同じ島国のイギリス(約80%)、「海外旅行に出かけない」と言われてきたアメリカ(約40%)と比べても相当に低い数字で、先進国の中でも最低ランクのパスポート保有率と…

コラムニスト 

「Femtech(フェムテック)」が秘める可能性。なぜ、日本では伸び悩むのか?

女性特有の体の悩みをテクノロジーで解決する 現在、欧米を中心に盛んな動きを見せている市場にFemtech(フェムテック)がある。 フェムテックとは、女性の健康課題を解決するために開発されたテクノロジーを使用するソフトウェア、診断キット等のプロダクトやサービス、およびその市場のこと。 …

コラムニスト 

武漢にエールを、アリババのジャック・マーや、Xiaomiの雷軍ら著名IT起業家が新型肺炎支援

新型コロナウイルスによる肺炎が拡大する中国。 24日には春節休暇が始まったが、正月ムードはなく、不安が社会を覆う中、中国の経済成長を支えるようになったテクノロジー企業が、続々と支援策を打ち出している。 武漢大学卒のXiaomiCEO、「疫病が落ち着いたら桜を見よう」 スマホメーカー…

コラムニスト 

年収・退職の「交渉」を優位に進めるビジネスパーソンはここで差が出る

昨今、転職時の「年収交渉」「退職交渉」に苦手意識を持ち、第三者に依頼する人が増えている。 具体的に言えば、転職エージェントに年収アップの交渉を依頼したり、退職代行サービスを利用して出社せずに即日で退職手続きを済ませるといったところだ。こうしたサービスの利用者が度々メディアやSNSでも話題になっ…

コラムニスト 

【年齢限界説は今】あなたは35歳を越えても転職できるか?

2007年に雇用対策法が改正されて以来、事業主は労働者の募集及び採用について年齢に関わりなく均等な機会を与えなければならないと年齢制限の禁止が義務化された。しかし、それはあくまで表向きの求人への記載内容であって、実態として若手を中心に採用されている現状がある。 未経験転職は29歳まで、同業界で…

コラムニスト 

「大麻+遺伝子技術」が世界を変える日は訪れるのか?

カナダがいち早く大麻解禁した理由 アメリカをはじめ、欧米各国では大麻の合法化が続いている。 それに伴い、大麻ビジネスも躍進を続けており、とりわけ、先進諸国の中で、最も早く医療用のみならず嗜好用大麻も合法化したカナダではその勢いがめざましい。 カナダにおいて大麻所持は1923年以来…

コラムニスト 

なぜ、外資系エリート金融マンは瞑想ビジネスを起こしたか

すり減る自分を感じる日々。外資系エリート金融マンとしての違和感 GoogleやIntelをはじめ、多くのグローバル企業がマインドフルネス瞑想を取り入れていることが話題になり、瞑想が一躍、世界的に注目を集め始めたのは、今から数年前のことだ。 禅に影響を受けた企業経営者としては、スティーブ・…

コラムニスト 

民放視聴率1位が続くのはなぜ?「ガキ使 笑ってはいけない」が根強い人気を誇る理由

「紅白」という年末風物詩の裏で行われる視聴率合戦 年末年始のテレビでは多くの特別番組が放送されている。その中で最も有名なのは、大晦日の夜に放送される「NHK紅白歌合戦」である。 年末の風物詩としてすっかり定着しているこの番組は、全盛期には視聴率80%を超えたこともある怪物番組だった。テレ…

コラムニスト 

日本で「医療用大麻」が合法化される日は来るのか

世界では現在、相次いで大麻の合法化が進んでいる 「ダメ。ゼッタイ。」という言葉とともに、日本では大麻が厳しく規制されている。2019年も多くの有名人が大麻を使用したとして、多くのメディアが取り上げた。 だがその一方、現在では多くの国が大麻の合法化に踏み切っている。アメリカのハフィントン・…

コラムニスト 

なぜ、大自然のなかで自分を開放する「VR Yoga」が注目を集めるのか

360度の大自然のなかでヨガをする疑似体験 すでにブームの域を超え、生活習慣のひとつとして定着した感のあるヨガ。 2017年に「ヨガジャーナル」が行った調査によれば、日本のヨガ人口は、週に一回以上の頻度で行く人が590万人。「年に一回」という人を合わせれば770万人になり、今後行ってみた…

コラムニスト 

アンタッチャブル復活の舞台となった「脱力タイムズ」はなぜ視聴者から愛されるのか

アンタッチャブル復活劇が世間の注目を集めた お笑いコンビ・アンタッチャブルの突然の復活劇は、お笑いファンのみならず、世間の人々に大きな衝撃を与えた。山崎弘也と柴田英嗣の2人から成るアンタッチャブルは、2004年の『M-1グランプリ』優勝以来、テレビを中心に活躍していた。だが、2010年に女性問題…

コラムニスト 

人間はサイボーグになれるのか?「身体拡張」の可能性

漫画の世界がリアルになる「超人スポーツ」 「超人スポーツ」という言葉をご存知だろうか。 言葉は聞いたことがあっても、その具体的な内容はよくわからない、という人も多いかもしれない。「超人スポーツ」とは、簡単にいえば、VRやAR、ロボットなど最新のテクノロジーを使って能力を拡張した人間が競い…

コラムニスト 

VR、AR、人工知能。ヨガにもテクノロジーの時代が到来

ヨガ人口は毎年100万人増。ヨガはすでにブームの域を超えている 呼吸に合わせ、体を動かすヨガ。 日本ではすでにブームという域を超越し、ヨガは文化や習慣のひとつに数えられるようになった。しかし、現代風のヨガが日本でブームになったのは2005年ごろと、それほど昔のことではない。2003年、…

コラムニスト 

パノプティコンの憂鬱 ──アニメ「PSYCHO-PASS」と監視社会の現在地と未来

管理されることは「幸福」か「自由」かという問い 現在シリーズ3期が放送されているアニメ『PSYCHO-PASS』は、2112年の日本が舞台だ(1期の時系列)。アニメの世界観では、2020年代に中国経済バブルの崩壊、大規模な難民問題という、いま私たちが生きる社会でも近未来に起こりうる問題に直面し…

コラムニスト 

他人の評価を気にしない姿勢が人気を呼ぶ。 視聴者がクロちゃんから目が離せない理由

ドッキリから生まれた独自のポジション 安田大サーカス クロちゃんの勢いが止まらない。 彼が爆発的に注目されるきっかけになったのは『水曜日のダウンタウン』(TBS系)である。この番組では、安田大サーカスのクロちゃんに対するドッキリ企画がたびたび行われてきた。毎回、彼は視聴者の予想をはるかに…

コラムニスト 

28歳、伸びるビジネスパーソンが見る景色とは

28歳、と聞いて皆さんはどんな姿を想像されるだろうか。 社会に出てから数年が経過し、各業界では頭角を現して活躍の場を広げるビジネスパーソンが増加する年齢ではあるが、その実態は様々である。 2018年に厚生労働省が実施した7,658事業所を対象にした調査では「現在の仕事や職業生活に関する強…

コラムニスト 

AIがペットの長寿化を促す。加速するペットテック市場

ペット産業好調の要因は「家族化」 日本において、ペット産業は好調に推移している。 株式会社矢野経済研究所は、国内のペットビジネス市場を調査し、セグメント別の動向、参入企業別動向、将来展望を明らかにしている。 それによると、2017年度のペット関連総市場規模は、小売金額(末端金額)ベ…

オピニオン 

「健康管理はAIにお任せ」という時代。日常生活はどう変化するのか

第3次AIブーム、健康管理はどう変わるのか いま、AI(人口知能)によって、多くの産業が変革している。 こうした動きは日本のみならず、欧米諸国でも見られており、仏ReportLinkerの研究結果によれば、ヘルスケア産業におけるAI開発の市場は、ここ数年の間で急激な伸びが予想される。 …

コラムニスト 

漫才師・ナイツから学ぶ、小さな強みを活かす技術

ナイツといえば、いま最も人気がある漫才師のうちの1組だと言っていいだろう。彼らの漫才は若者からお年寄りまで幅広い世代に支持されている。浅草の演芸場で鍛えた漫才の技術には定評があり、芸人など同業者からの評価も高い。 タレントとしての好感度も年々上がっている。ナイツは2019年の『日経エンタテイン…

コラムニスト 

健康は遺伝子レベルで管理する。「遺伝子検査」の可能性

大手IT業者も参入し、ますます激化 個人の遺伝子を解析し、最適化した病気予防策を提案する「遺伝子検査サービス」。世界ではすでに1兆円を超える市場規模となり、日本国内でも数百社以上の事業者が参入している。 一般的な消費者向けの遺伝子検査は、人体の細胞に含まれるDNAを調べるものだ。 …

コラムニスト 

SNS時代の自分探し。キャリアにおける「やりたいこと」の見つけ方

「好きなことを仕事にしたい」「だけど自分のやりたいことが分からない」 近年、このような悩みを抱えて相談にくる20〜30代の若手キャリアパーソンが増えていると感じます。 厚生労働省の調査によると、卒業後3年以内に離職した人の割合は中卒で約7割、高卒で約5割、大卒で約3割にのぼるなど、早期に…

コラムニスト 

ゼンリンの日本地図は、なぜ世界から信頼されるのか?

今年の春、地図会社のゼンリンがネット上で話題になったのを覚えている方は多いのではないだろうか。 2005年のサービス開始時よりゼンリンから地図データの提供を受けてきた日本版のGoogleマップが、「表示がおかしくなった」「変なところに道がある」という声がネット上で聞かれるようになったのだ。 …

コラムニスト 

禁じられたフグが中国で食されるワケ

中国人富裕層の間で高まる日本食ブーム 「日本人の料理人はいないだろうか。店舗を任せられるなら月給は50万円からお願いしたい。もちろん通訳から住居まで全てこちらで用意する」 中国の飲食店経営者からこんな問い合わせが毎月のように入ってくる。景気の失速や米中摩擦など、さまざまなことが報じられ…

コラムニスト