区内の全42商店街を取りまとめている商店街組織である墨田区商店街連合会と、東京23区内でのテイクアウトアプリを運営するmenuが、事業連携協定を締結したと発表した。
墨田区の飲食店から住民に対して「menu」を活用したテイクアウト・デリバリー支援策を実施するという。
同事業連携協定は、同連合会およびmenuの共同で、墨田区の飲食店やその従事者、住民にテイクアウト・デリバリーに関する支援策を複数実施するという。
具体的には、飲食店のデリバリーサービスの販売手数料無料やユーザー向けに墨田区店舗の配達料が無料になるクーポンの配布などを実施予定としている。
同連合会は、墨田区と連携し、新型コロナウイルス感染症に伴う飲食店緊急支援事業として、区内飲食店でテイクアウトやデリバリーする店舗を取りまとめたHP「#すみだテイク!」の製作を行ってきた。
さらに一歩進んだ支援として、デリバリーやテイクアウト注文、決済を簡潔に行える仕組みが必要と考え、今回、menuとの提携に至ったという。
なお、実施期間は、4月20日から7月31日。同事業は区内飲食店緊急支援事業として実施する観点から、墨田区商店街連合会加盟店以外でも受付ける予定であるとのことだ。