Googleが、Google Pixelユーザー向けの新機能をアップデートし、順次提供開始したことを発表した。
今回新たに、ARエフェクトや絵文字の追加、モーションセンスの新しいアクション、リアルタイムダークテーマの利便性向上、特定ルールの設定機能などの機能を追加したという。
同社は2019年に、Pixel 4の発表にともない「モーションセンス」という新しいジェスチャー機能を発表。これはスマートフォンに触れず、ジェスチャーだけで音楽の操作ができる機能である。
従来よりPixel 4のユーザーは、音楽再生時に次の曲に飛んだり前の曲を聞いたりという操作を、同機能を使って行うことが可能であった。それに加え、今回のアップデートにより、音楽の再生や一時停止を行うことも可能になる。Googleによれば、会話中など素早く音楽の再生を止めたい時などに便利な機能だとしている。
また、システムレベルを進化させたことで、ユーザー独自のルールを設定することが可能に。現在地の日の出と日没の時間に応じて、自動的にダークテーマをスケジュールできる機能に加え、Wi-Fi 回線または物理的な場所に応じて特定のルールを設定することができるようになる。
例えば、職場のWi-Fiに接続時には着信音を自動的にサイレントにするルールを設定したり、家族との時間に集中できるよう、家に着いたらサイレントモードを有効にしたりするなど、独自のカスタマイズが可能となる。
その他、自撮りカメラ機能のアップデートによる新しいAR機能の追加や、肌色や性別を多様にした絵文字の追加など、今回のアップデートにより多様な機能が登場。今後も、より多くの便利な機能アップデートを実施する予定とのことだ。