INDEX
パナソニックは、全国の20歳から59歳の男女1,000名を対象に「日常生活と肩こりに関する意識調査」を実施し、その結果を公表した。
■肩こりを感じる人の半数以上が1カ月以上放置、その理由は「我慢できるレベルだから」が最多
同調査で、肩こりを感じている800名にどの程度の期間放置しているか尋ねたところ、半数を超える54.3%が「1カ月以上放置している」と回答。さらに42.9%は「1年以上」放置しているいることが明らかになった。

1カ月以上放置している人にその理由を聞くと、最も多い回答が「我慢できるレベルだから」で38.9%、次いで「効果的な対策法がわからない」が36.4%、「対策費が高そう」が26.0%と続いた。

■約4割が生活に支障が出る“肩こり深刻層”
次に肩こりの状態について質問したところ、「生活に支障が出ることがある」と回答した人は23.5%、「日常生活や仕事に大きく支障が出る」とした人は5.4%、「痛みや不快感が常にあり、我慢している」と答えた人は6.6%という結果に。
これらを合わせると全体の3人に1人が“肩こり深刻層”に該当する結果だとしている。

肩こり深刻層の対象者に、放置期間を尋ねたところ、半数を超える53.5%が「1年以上」放置していると回答。

■肩こり深刻層の半数以上がミスが多いと感じ、7割以上が「趣味に集中できない」
肩こりの影響についても調査。業務やテストなどでミスが多いと感じるかという質問に対し、「肩こりが少し気になる程度」である“肩こり軽度層”では33.8%が当てはまると回答。一方、肩こり深刻層では56.0%が当てはまると答え、22.2ポイントの差が出る結果に。

また、肩こりで眠りが浅くなり翌日の集中力に影響が出たことがあるか聞くと、肩こり軽度層は19.4%であったのに対し、肩こり深刻層は67.6%が当てはまると回答し、48.2ポイントの差が見られた。

さらに、趣味に集中できないと感じることがあるか聞くと、肩こり軽度層の52.0%が当てはまると回答したのに対し、肩こり深刻層は76.0%が当てはまると答え、24.0ポイントの差がある結果に。

このことから、肩こりが仕事や勉強のパフォーマンスだけでなく、趣味など日常生活の楽しみにも悪影響を及ぼしていることが明らかになった。
【調査概要】
調査対象:20~59歳の男女1,000名(肩こりを感じる800名/肩こりを感じたことがない200名)
地域:全国
調査期間:9月2日~3日
調査方法:インターネット調査
<参考>
パナソニック『【日常生活と肩こりに関する調査】肩こりの痛みの差で仕事も趣味もパフォーマンスが悪化? 肩こりが深刻な層の7割以上が「趣味に集中できないと感じる」と回答』