パナソニック コネクトは、デジタル庁が実施した、流通小売店舗のセルフレジでスマートフォンに搭載されたマイナンバーカードの情報を活用した年齢確認のデモンストレーションを支援した。

同デモンストレーションは、マイナンバーカード機能のスマートフォン搭載を見据え、セルフレジでの年齢確認の実用性や課題を検証し、流通小売店舗の省人化・効率化を推進することを目的として実施されたという。
対象商品は酒類・たばこで、購入者がスマートフォンに搭載されたマイナンバーカード情報をセルフレジ端末にかざし、年齢情報の提供を許可することで年齢確認を完了する仕組みとなっている。
パナソニック コネクトは、スマートフォン上のマイナンバーカード情報を読み取るアプリケーションを開発・提供し、同デモンストレーションを技術面で支援したとのことだ。
セルフレジでの年齢確認にスマートフォン搭載のマイナンバーカードを活用することで、従来は店舗従業員が対応していた年齢確認業務を削減でき、省人化や業務負荷の軽減が見込まれるという。また、従業員が購入者に年齢確認を求める際の心理的負担の軽減や、トラブル防止にも寄与すると考えられるとしている。
■実施概要
実施日:2025年3月14日
実施場所:ローソン イノベーションラボ(五反田)
関係者:デジタル庁、日本フランチャイズチェーン協会、ローソン、パナソニック コネクト