学情は、2026年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、「キャリア形成」についてのアンケートを実施し、その結果を公表した。

■キャリアは「自身で選択したい」と回答した学生が8割

同調査で、キャリア形成について聞くと、「自分で選択したい」が35.7%に上りました。「どちらかと言えば自分で選択したい」が44.3%と、合わせて8割の学生が「キャリアを自身で形成したい」ということが明らかになった。

回答の理由としては、「自分で決めたほうが、責任感を持って業務に取り組める」「基本的には自身で選択したいが、企業からの打診が希望と合致している場合は受け入れたい」「自分だけでは視野が狭くなってしまいそうなので、上司や先輩からの意見も取り入れたい」といった声が上がったという。

キャリア形成について

■希望するキャリアの実現を支援する制度がある企業は「志望度が上がる」とした学生が8割超

自身が希望するキャリアプランを実現できる制度がある企業は志望度が上がるかについて聞くと、「志望度が上がる」が49.8%、「どちらかと言えば志望度が上がる」が34.7%と、合わせて8割以上の学生が「希望するキャリアを実現できる制度がある企業」は志望度が上がるという結果に。

学生からは「自身の適性や能力を活かして仕事をしたい」「転職をせずに自律的なキャリア形成ができる企業は魅力的だと思う」「希望するキャリアの実現に向けて、経験を積める環境で働きたい」といった声が寄せられたとのことだ。

自身が希望するキャリアプランを実現できる制度がある企業は志望度が上がるか

<参考>
学情『8割の学生が、「キャリアは自身で選択したい」と回答。「希望するキャリアの実現に向けて、経験を積める環境で働きたい」の声