ビザ・ワールドワイド・ジャパン(以下、Visa)は、本日、VisaがApple Payへの対応を日本で開始することを発表した。
Apple Payは、Appleが提供するデジタル決済サービス。VisaカードをApple Payに設定することにより、Visaのタッチ決済対応店舗、アプリやウェブ上などで、シンプルでスピーディーかつ安心・安全に支払いが完了するとのことだ。
Apple Payは、モバイル端末でVisaのタッチ決済を実現するためのVisaのセキュリティ・プラットフォーム「Visa トークンサービス」を採用している。
「Visa トークンサービス」は、Visaカードの番号や有効期限などの情報をトークンと呼ばれるデジタル識別子に変換することで、ユーザーがモバイル端末を使用して買い物をする際に実際のカード番号を使わずに決済を行う技術。
これにより、スマートフォンの紛失や加盟店への不正アクセス等によるカード情報の流出を防ぐことができ、安心・安全なデジタル決済を可能にするとのことだ。
Visaは、Visaのタッチ決済ならびに「Visa トークンサービス」のさらなる普及を通じて、今後も消費者に多様なデジタル決済の選択肢を提供することに注力していくとしている。
2025年までにキャッシュレス決済比率40%という目標を掲げる、日本政府の目指すキャッシュレス化社会実現に向け、貢献できるよう努めていくという。
なおApple Payの新規設定は、5/11より可能。
また、現在Apple PayにVisaカードを設定しているユーザーは、今後、自動的にVisaの決済機能が利用できるようになるが、利用開始のタイミングは各カード発行会社により異なるとのことだ。