令和トラベルが運営する旅行アプリ『NEWT』は、6月の「環境月間」に先立ち、観光地の経済的な利益だけでなく、文化や雇用を含めた環境に配慮した「オフシーズン海外旅行」に関する調査を実施し、その結果を公表した。

■若年層の旅行への価値観は”快適さとコスパ志向”の両立に

旅行先でイヤだと思うことを聞いたところ、「混雑がイヤ」「値段が高いのがイヤ」「両方イヤ」を合計すると、全体の93.9%にのぼり、多くの人が混雑・値段の高さに不満を感じていることが分かった。

特に「値段の高さ」に対しては50.5%が否定的な反応を示しており、“快適さと費用対効果を重視するコスパ志向”が若年層を中心に広がっている実態が浮き彫りになった。

旅行先でイヤだと思うこと

■約9割が「ベストシーズンを外した旅行」に肯定的。”旅行シーズンの一極集中”が変化

次に、ベストシーズンを外して旅行することへの意識を聞いたところ、「積極的に行きたい」「予定が合えば行きたい」を合わせ、88.2%がベストシーズンを外した旅行に肯定的な回答を示した。

従来の”旅行シーズンの一極集中”から変化が生まれつつあり、人混みや価格を避けたスマートな旅行スタイルが新常識になり始めていることが分かった。

ベストシーズンを外して旅行することへの意識

■95%が混雑を避けておトクな”オフシーズン旅行”に好意的。若年層にとって旅行の選択肢の一つに

オフシーズンにおトクに旅行できるとしたら行きたいか聞いたところ、「行くしかない」「予定が合えば行く」を合わせて95.0%がオフシーズン旅行に好意的な姿勢を示した。

さらに「興味がある」も含めると、99.3%がオフシーズン旅行に興味を示しているという結果に。混雑を避けつつ費用を抑えられる”オフシーズン旅”という選択肢は、すでに若年層には受け入れられている実態が明らかになった。

オフシーズンにおトクに旅行できるとしたら行きたいか

【調査概要】
実施期間:2025年5月11日〜14日
有効回答数:3,258

<参考>令和トラベル『「オフシーズン海外旅行」に関する調査