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オンライン株式スクール「株の学校ドットコム」では、株式投資に取り組む全国の個人投資家800人を対象に、学習方法に関するアンケート調査を実施し、その結果を公表した。
■個人投資家の約半数が有料サービスを利用
株式投資についてどのように学んでいるかを聞いたところ、47.9%が新聞・書籍のほかセミナーやスクールといった有料の情報・サービスを利用したことがあると回答。
無料の情報やサービスのみで学習していると回答した人は28.1%で、お金を使って学習を深めようとしている人の方が1.7倍多いことが明らかになった。
一方で、有料・無料にかかわらず「株を学ぶために利用したことがあるものはない」と回答した人も24.0%おり、約4分の1の個人投資家が特に学習せずに株式投資を行っていることが分かった。

■依然として高い支持を集める新聞・書籍・雑誌
有料の情報・サービスを利用したことがあると回答した人に具体的にどのようなものを利用しているか聞いたところ、最も多かったのは「日本経済新聞」で、54.8%が株式投資について学ぶために日経新聞を読んだことがあると回答。
また、書籍は43.7%、株雑誌は40.7%であり、文字情報を通じて学ぶ人が多いことがわかった。
さらに、単発セミナーに参加したことがある人は約3割いたが、継続的に受講するスクールの利用経験者は8.6%と少数派で、勉強会やYouTubeのメンバーシップなども少なかった。

■使った金額は「10万円未満」が過半数
有料の情報・サービスを活用して株式投資について学んでいる人に、その支出額を聞いたところ、「10万円未満」と回答した人が55.6%で最も多かった。
また、8人に1人は50万円以上を使っており、100万円以上の支出がある人も2.1%に上った。

【調査概要】
調査対象:全国の株式投資に取り組む個人投資家
調査人数:800人(男性398人、女性402人)
調査期間:2025年4月26日
調査方法:インターネット調査
調査主体:トレジャープロモート
<参考>株の学校ドットコム「株式投資の学習実態調査」