ジェイックは、20代の正社員を対象に実施した「長期休暇後のリフレッシュ方法」に関するアンケート調査を実施し、結果を公表した。
■長期休暇後、仕事に戻ったときに気分が落ち込んだ経験:「気分が落ち込んだ経験ある」人は7割以上
「長期休暇の後、仕事に戻ったときに気分が落ち込んだことはあるか」と質問したところ、「よくある」「時々ある」がそれぞれ35.7%、「ほとんどない」が19.8%、「まったくない」が8.8%となり、長期休暇後に気分が落ち込んだ経験がある人が7割を超える結果となった。

■効果のあったリフレッシュ方法:1位「十分な睡眠」(43.4%)、2位「趣味に没頭」(36.9%)
長期休暇後の気分の落ち込みが「よくある」「時々ある」と回答した人に、「その時に効果のあったリフレッシュ方法(あてはまるものをふたつ選択)」を質問したところ、最も多かったのは「十分な睡眠を取る」で43.4%となった。
そのほかには、「趣味に没頭する」36.9%、「家でリラックスして過ごす」32.0%、「友人や家族と話す」27.0%、「好きなご飯を食べる」24.6%、「欲しいものを買う」11.5%、「会社の同僚・先輩・上司と話す」9.0%、「その他」7.4%、「外でリラックスして過ごす」3.3%、「散歩や運動をする」2.5%、「自分の気持ちを書き出して整理する」1.6%となった。
「その他」では、「友人と思いっきり遊ぶ」「靴を磨き着替えを用意して仕事の準備をする」「動物と触れ合う」「次の楽しい予定を立てる」などが挙げられたという。

一方、「ほとんど落ち込まない」「まったく落ち込まない」と回答した人に、「気分が落ち込まないように行っているリフレッシュ方法(あてはまるものをふたつ選択)」を質問したところ、「趣味に没頭する」が最も多く46.9%という結果に。
ほかには、「十分な睡眠を取る」30.6%、「好きなご飯を食べる」28.6%、「友人や家族と話す」24.5%、「欲しいものを買う」16.3%、「家でリラックスして過ごす」14.3%、「外でリラックスして過ごす」10.2%、「会社の同僚・先輩・上司と話す」「散歩や運動をする」8.2%、「自分の気持ちを書き出して整理する」「その他」6.1%となった。

上位2項目の「睡眠を取る」「趣味に没頭する」は、気分の落ち込みがある人とない人で共通していたが、気分の落ち込みがある人の3位だった「家でリラックスして過ごす」は、落ち込みがない人では17.7ポイント低い14.3%に留まっている。
代わりに「外でリラックスして過ごす」や「散歩や運動をする」といった外出型のリフレッシュ方法が、落ち込みがある人に比べやや多く選ばれる傾向が見られる結果となった。
【調査概要】
調査名称:「長期休暇後のリフレッシュ方法」についてのアンケート調査
調査対象:同社の就職支援サービスを利用して就職・入社した20代の正社員
調査機関:自社調査
調査方法:Webアンケート
調査期間:2025年4月2日~4月7日
回答者数:171名
<参考>
ジェイック『「長期休暇後のリフレッシュ方法」についてのアンケート調査』