マイホムは、男女450名を対象に「次世代の住宅設備ニーズ調査」を実施し、結果を公表した。

■家具家電の所有状況
なお、同調査では、年齢29歳以下を「Z世代」、30歳以上を「非Z世代」と定義し、世代間の住宅設備や家具・家電に対するニーズの違いを分析。、まずは家具家電を各世代がどれくらいの割合所有しているかを調査した。

●テレビ未所有:Z世代が約2.8倍
Z世代のテレビ未所有率が22.7%にのぼった。非Z世代と比べると約2.8倍高い未所有率となっている。

●パソコン未所有:Z世代が約1.5倍
Z世代におけるPC未所有率は16.7%であり、非Z世代と比較すると約1.5倍高いことが判明。

●Z世代のウォーターサーバー所有割合44.7%
ウォーターサーバーの所有割合は、Z世代は44.7%に達しており、非Z世代の20.3%と比較すると約2.2倍高い結果に。別の調査ではミネラルウォーターの1人当り消費量も年々増加していることが判明しており、若年層ほど‟水道水離れ”が進んでいる可能性があると同社は考察している。

■必要な間取り、不必要な間取り
住宅の各間取りの必要性についての調査では、「絶対に必要」「あったほうが良い」「無くても問題ない」「無駄だと思う」の4択で世代間の意見の差を調査。
さらに、「絶対に必要」「あったほうが良い」を「あり派」、「無くても問題ない」「無駄だと思う」を「なし派」と定義し、世代ごとの価値観の違いを調査。

●屋上・シアタールームはZ世代に人気
屋上やシアタールームでは、Z世代はそれぞれ36.7%(屋上)・34.7%(シアタールーム)と、非Z世代の22.3%(屋上)・17.7%(シアタールーム)に比べ「あり派」が多いことが判明。Z世代が「映え」に対して課金傾向が強いことが伺える。

●Z世代の約1/3が玄関不要
Z世代の玄関「なし派」は32.7%で、非Z世代の「なし派」12.7%と比べて高い水準に。Z世代では必ずしも伝統的な玄関が必須ではなくなってきていると同社は推察している。

●Z世代で土間玄関に魅力が1/3以上
続いて、土間と玄関を一体化した土間玄関について、さらに深掘りして調査を実施。「玄関ではなく土間から入るスタイルの家に住むことに抵抗はあるか?」という質問に対して、Z世代では35.3%が土間に「魅力を感じる」と回答。
非Z世代の25.3%と比べると約1.4倍高い評価となっており、Z世代の「映え」とミニマル志向にフィットしている様子。また、全体としても73%以上が抵抗はない・魅力に感じると回答している。

●Z世代にとって「土間」は屋外活動のサポート的位置づけ
実際に、Z世代はどのような点で土間を魅力に感じているのか調査したところ、まず「屋外で使用したアイテムを収納できる」(42.0%)と「洗濯物や濡れた傘を広げて干せる」(40.0%)が高い支持を得ており、屋外活動に対する利便性を評価する声が多くなった。

また、DIYや自転車のメンテナンスなど作業スペースとして活用できる点(30.7%)や素材を選んで自分好みの空間づくりが可能な点(24.0%)も魅力と感じる意見が一定数見られる。
子どもの遊び場やペットスペースとしての利用は、Z世代では16.0%、非Z世代では24.0%と1.5倍の差が。実際に子育てを経験して実感するメリットと言えそうだと同社は考察している。
●使ってみたい:Z世代が約2倍(42.7%)
最後に、各種レンタルサービスの利用意向について調査。「LUUP」や「ChargeSPOT」など、近年のシェアリングエコノミーの成長は目覚ましく、Z世代の42.7%がこのようなレンタル系サービスを「使ってみたい/既に使っている」と回答。
これは非Z世代の22%に対して約2倍の割合であり、はZ世代の「モノを所有せず、必要な時だけレンタルする」価値観が顕著に現れる結果に。

この結果に同社これまで必須と思われていたモノが時代とともに移り変わり、それらをあえて所有しない「Less is More」なスタイルが芽吹いていることがわかったとしている。
【調査概要】
調査内容:次世代の住宅設備ニーズ調査
調査対象者:15歳~59歳の男女
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
有効サンプル数:計450サンプル
調査実施時期:2024年1月20日~1月27日
調査主体:マイホム
<参考>
株式会社マイホム調べ『次世代の住宅設備ニーズ調査』