グローバル・ブレインは、4月11日にANAホールディングスと共同で「ANA未来創造ファンド」を設立すると発表した。
ANAグループは、現在、新・経営ビジョン「ワクワクで満たされる世界を」の実現に向け、空からはじまる多様なつながりを創るべく、航空事業から次世代モビリティ、非日常から日常、リアルからバーチャルへとその事業領域の拡大を推進している。
また、コロナ禍を経て、航空事業のボラティリティ耐性強化、既存事業とのシナジー効果創出に向けた事業ポートフォリオの拡充に取り組んでいるという。
同ファンドでは、主な投資領域を「次世代モビリティ関連、顧客基盤活用ビジネス関連、カーボンニュートラル関連領域、航空サービス・オペレーション関連」としている。
オープンイノベーションで国や企業を越えてANAグループ内外の知識や技術をつなぐことで、利用者や社会に寄り添いながら新たな価値を提供し、世界を期待や喜びで満たしていくとのことだ。
また、グローバル・ブレインは同ファンドの運営において、有望企業の発掘や投資判断、多面的な経営支援、IPO支援などを行うことで、投資先スタートアップ企業の飛躍的成長の実現をサポートするとしている。