komhamは、沖縄県竹富町と共同で、ソーラー発電で自動駆動する「スマートコンポスト」の実証実験を開始した。
竹富町では、各地区ごとに埋め込み式のコンポストが設置されているが、悪臭や害虫の発生が問題視されており、改善が求められていたという。
同実験では、西表島・白浜地区にスマートコンポストを設置し、集落の町民が共有で利用。2024年3月22日まで行われる予定で、成果を踏まえて、竹富町内の各離島への導入を検討するとしている。
スマートコンポストは、AC電源や排水処理を必要としないソーラー発電で自動駆動する独立型の生ごみ処理機。生ごみの高速処理が得意なkomhamの微生物群「コムハム」がより安定して生ごみを分解できる環境をスマートコンポスト内に整え、街中や施設内に設置しても景観を損なわないデザインで開発された。
また、クラウドにアップロードされたデータから、投入生ごみ量、生ごみ分解量/分解率、温室効果ガス排出削減量、バッテリー残量を取得することができ、エラー発生時はアラートがあがるため、最低限のメンテナンスで運用することができるとのことだ。
■実証実験概要
実証期間:2024年1月30日から3月22日(予定)
実証場所:白浜港港湾内【屋外トイレ近く】(沖縄県八重山郡竹富町字西表1499)