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ライフネット生命保険は、18歳から59歳までの男女1,000名を対象に、電気代や物価上昇に関する調査をインターネットにて実施し、その結果を公表した。
■物価上昇の実感と上昇を感じる項目
物価上昇を感じるか聞いたところ、回答者全体のうち約89%が「物価上昇を感じる」と回答した。
家計を構成する品目のうち、どの品目で物価上昇を感じるか聞いたところ(複数回答)、約82%が「食費」、約70%が「電気代」、約55%が「ガソリン代」を選択。昨今高騰が続いている品目が特に影響が大きいことが伺える。
■電気代の値上がりについて
電気代について、2023年7月の電気代は2022年7月と比較して上がったか聞いたところ、全体のうち約68%が「上がった」と回答した。
「上がった」と回答した人に、2022年7月から2023年7月での電気代の上がり幅を聞いたところ、平均で4,376円上昇していることが分かった。世帯人数で比較すると、1人暮らしでは平均4,199円、2人暮らしでは平均3,568円、3人暮らし家庭では平均3,681円上がっていることが判明した。
2023年~2024年の今冬の電気代が昨冬と比較して上がると思うかという質問については、全体の約70%の人が「上がると思う」と回答した。
■支出の削減について
固定費の削減について考えたことはあるか聞いたところ、全体の約61%が「考えたことがある」と回答した。
考えたことがあると回答した人に対し、支出を削減する場合、どの品目の支出を削減したいか聞いたところ、多い順に「電気代」、「食費」、「ガス代」という順になった。これらの品目は昨今高騰が続いているため、削減の意識が向きやすくなっているだけではなく、節電や買うものを変えるなどにより節約が可能な品目であるため、上位に挙がったと同社は考察している。
【調査概要】
調査タイトル:「ライフネット生命保険 物価上昇に関するアンケート調査」
調査対象:18歳から59歳までの男女1,000名
調査方法:ウェブアンケート
調査地域:全国
調査実施時期:2023年9月
調査協力:クロス・マーケティング
<参考>ライフネット生命保険『ライフネット生命保険 電気代や物価上昇に関する調査を実施』