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エステーは、睡眠習慣や就寝・起床リズムの実態を明らかにするため、20~49歳までの男女417人を対象に「睡眠習慣やリズム」に関する実態調査を実施し、その結果を公表した。
■平日(勤務日)と休日の「睡眠時差」は20代女性が最大で平均1.7時間のズレ 約2人に1人が要注意ラインの1時間超
平日(勤務日)と休日の就寝時間および起床時間を聞き「睡眠時差」を算出したところ(※)、全体平均は1.2時間であるのに対し、20代女性が最もズレが大きく、平均1.7時間の「睡眠時差」があることが分かった。
「睡眠時差」は1時間以内に収めることが理想とされているが、1時間を超えている人は全体の約半数の45.1%に上り、多くの人が時差ボケのような症状を感じている可能性があることが伺える。
■6割近くが、休日より平日(勤務日)の方が睡眠時間は短い 約5人に1人が休日に「寝だめ」
平日(勤務日)と休日それぞれの睡眠時間は、平日(勤務日)の方が睡眠時間は短い人が約6割で、平日の睡眠時間の方が平均0.6時間短い結果に。
平日と比べて休日の睡眠時間が2時間以上長い人は、全体の約5人に1人という結果になり、平日の睡眠不足を補うために休日に「寝だめ」をしていることが伺える。
■睡眠に関してやめられない習慣1位は就寝前の「だらだらスマホ」 半数以上がやめられないと回答 平均時間は49分
睡眠に関してやめたくてもやめられない習慣について聞いたところ、1位が「就寝直前に布団の中でスマートフォンを見てしまう」ことで、半数以上がやめられないと回答。就寝前にスマートフォンを見る人の平均使用時間は「49分」に上った。
就寝前の「だらだらスマホ」に続いて、「休日や在宅勤務の前日は夜更かしをしてしまう」と回答した人が29.5%、「休日に寝だめをしてしまう」が26.6%と約3割に上り、「睡眠時差ボケ」の要因となる良くない習慣が定着している人が一定数いることが分かった。
■「休み明けの仕事の日」に不調や症状を感じる人は約7割 特に「日中に眠くなる」人が約4割でトップ
実際に「休み明けの仕事の日」に強く感じる症状について聞いたところ、約7割が何らかの不調や症状を感じており、特に多かったものとして、「日中に眠くなる」人が約4割、続いて「疲労・倦怠感を感じる」人が約3割に上った。
また、「質の高い睡眠を取れているか」と聞いたところ、6割以上が「あまりとれていない」「全くとれていない」と回答。一方で、質の高い睡眠のために対策をしていると答えた人は3割以下にとどまる結果に。
対策をしない理由として、「対策方法がわからないから」が約4割に上り、悪習慣の改善や快眠アイテムによるサポート含め、心地よい睡眠を支えるための対策の認知・浸透が急務となっていることが分かった。
【調査概要】
調査内容:「睡眠習慣やリズム」に関する実態調査
調査期間:2023年10月16日~10月18日
調査対象:20~49歳までの 働いている男女417人
調査方法:インターネット調査(自社調査)
※本文中のグラフの構成比は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、必ずしも合計が100%にならないものもある。
<参考>エステー『【エステー】-「睡眠習慣やリズム」に関する実態調査-20代女性が最大、平均1.7時間のズレ平日/休日の就寝・起床リズムのズレで起きる「睡眠時差ボケ」』
※平日(勤務日)と休日の睡眠中央時刻(就寝時間と起床時間の中央の時刻)の差