Visionalグループのビズリーチが運営する、即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」は、ビズリーチ会員を対象に、キャリア観や転職に対する意識についてのアンケートを実施し、結果を発表した(有効回答数:690)。
直近1年で85.1%が転職への意欲高まる。魅力的なスカウトをきっかけとした転職検討が約3割
直近1年間で、転職への意欲が高まったと回答したビジネスパーソンは、85.1%となったという。
転職理由については、「企業・事業に将来性を感じられなくなったから(48.6%)」が最も多く、「経験・スキルが生かせていないから(45.7%)」「他の産業や業界を経験し、スキルの幅を広げておいたほうが良いと考えたから(27.3%)」が続く結果に。
また、「今より良いポジション・年収でのオファーが来たから(26.9%)」の回答もあり、企業からのスカウトをきっかけに転職を検討し始めるビジネスパーソンも多いことが分かる。
即戦力人材65.2%が、やりがいがあるポジションであれば「転居を伴う転職」に前向き
やりがいがあるポジションであれば、転居を伴う転職を前向きに検討すると回答したビジネスパーソンは65.2%となった。
また、転居を伴う転職でも前向きに検討するポジションについて、具体的に含まれる要素をたずねたところ、「年収が高い(60.4%)」という回答が最も多い結果に。
次いで「これまでの経験を還元できる(58.7%)」「裁量権がある(35.8%)」「自身の市場価値を上げられる(34.7%)」が上位となり、年収だけでなくやりがいのある環境に魅力を感じるビジネスパーソンが多いことが分かったという。
2年以上続くコロナ禍の影響により多くのビジネスパーソンのキャリア観が変化するなか、勤務地にかかわらず転職先を検討する人が増加しており、転職の選択肢が広がっていると推測される。
ビズリーチ上でも、地方企業が管理職やITなどの専門職といった即戦力人材を県外から採用する事例が増えているとのことだ。