イトーキは、2023年7月1日より育児休業を取得後復職した社員に対し、取得日数に応じて「育児休業復職支援金」の支給を開始すると発表した。
■育児休業支援金の内容
性別問わず、育児休業を取得する直接雇用社員全員に、育児休業の取得期間に応じて支援金を支給。
イトーキは昨年から「男性育休100%宣言」に賛同しているが、女性の育児休業取得率が例年100%であることに対し、男性の育児休業取得率は2022年時点では45.7%という状態だという。
原因分析のために同社がおこなったアンケート調査では、育児休業取得による「収入の減少」が取得を阻むひとつの要因であることが判明。
そこで、同社では子育て中の社員が安心して育児に専念できる期間を設けるために、減少する収入に対し支援の実施に至ったとのことだ。
同社は、今後も男女分け隔てなく育児休業が取得できる風土を醸成するため、管理職への研修や社内啓発を続け、社員の仕事と子育ての両立を支援していくとのことだ。