ツナガルの「NOMADOプロジェクトチーム」は、11月7日から28日まで、大分県とフランスの学校をオンラインでつなぎ、国際交流ワークショップを実施すると発表した。

「NOMADOプロジェクト」

両校の生徒は、国際サイクルロードレース大会「ツール・ド・九州」(2023年開催)の大分ステージ関連グッズのデザインを制作。

完成したグッズは、サイクルウェブランド「パールイズミ」(東京都)とのタイアップ商品として数量限定発売するとのことだ。

国際サイクルロードレース大会「ツール・ド・九州」

新型コロナ下でデジタルの活用が広がる中、NOMADOプロジェクトチームは、持続的な地域発展のため、関係デザインを通じたデジタル・サステナビリティ(※)を推進してきたという。

新たな関係創出を通じて、国際文化へのアクセス性の低さといった地域間の機会格差を埋める取り組みを国内外で実施し、ローカルな伝統や資源を生かした地域づくりを目指しているとのことだ。

同ワークショップでは、日仏の学生たちが「異文化交流」を通じて「自文化理解」を高め、シビックプライドや国際サイクリングイベントのホストシティとしての主体性の向上を促すという。

また今回の機会をきっかけに、サイクリングを通じた両校の協力関係や、都市間の友好関係を育むとしている。

■開催概要

日程:
11月7日、14日、16日、28日 17:30〜19:30
※28日は「スパークルおおいた」の選手たちが日田高校への来校を予定。

場所:
大分県立日田高校(大分県日田市田島2-9-30)
スルドゥヴァル中学校(フランス・ノルマンディー地方)

体験内容:
独自開発したというデジタルインスタレーションの「窓」を介してつながった両校の生徒が、それぞれの国に特有のモノや文化をモチーフに、共同で「ツール・ド・九州」大分ステージの関連グッズのデザインを制作。
完成したグッズは、大会時のパレードで大分県のプロサイクルチーム「スパークルおおいた」の選手団が着用するほか、大分県内での数量限定発売も予定。

「NOMADOプロジェクト」

※デジタルツールを、地域や世界のサステナビリティの目標に合わせて使用すること。