AIベンチャーのデータグリッドと、子ども服製造小売のF・O・インターナショナルは、データグリッドが開発するスマホ1つで気軽に子どものバーチャル試着体験ができるサービス「kitemiru」の実証実験を、F・O・インターナショナルの人気ブランド「BREEZE」のショップで行うと発表した。

バーチャル試着サービスで、コロナ禍でも店頭で子ども服を選ぶ楽しさを提供するとのことだ。

「kitemiru」と「BREEZE」の実証実験

同実証実験は、リアル店舗とオンラインストアの融合体験(OMO)によるブランドエンゲージメント向上を実現するため、実施に至ったとしている。

実証実験を行う5店舗で新シーズンのおすすめ商品を試着できる特設サイトの二次元バーコードを配布し、その場で子どもの画像を使って様々なカラーバリエーションの中から似合う服を探すことはもちろん、自宅に持ち帰って家族でバーチャル試着写真を見ながらじっくり検討することも可能だという。

これにより、時間がなくて店舗でじっくり服選びができなかった利用者に幅広い選択肢を提供したり、プレゼント用の服選びでイメージが湧かず困っていた利用者にもベストな一着を見つける手伝いができ、利用者への新しい価値提供を行うとともにブランド定着を図る狙いとのことだ。

■「BREEZE」と「kitemiru」の実証実験概要

期間:
2021年10月1日〜11月14日

実施店舗一覧:
●神戸三宮本店
●アリオ八尾店
●イオンモール橿原店
●あべのキューズモール店
●ららぽーとEXPOCITY店

※新型コロナウイルス感染状況に伴い、実証実験期間、実施店舗、営業時間など変更する可能性あり