丸井グループは、脱炭素化社会の実現をめざす、みんな電力へ追加出資を行ったと発表した。
■ 出資の背景・目的
同社グループは、将来世代を含めた、すべての人が「しあわせ」を感じられるインクルーシブで豊かな社会の実現に向け、共創を基盤とした3つのビジネスを設定しているという。
その一つである「世代間をつなぐビジネス」として、地球と共存する選択肢を提供する「グリーン・ビジネス」を進めており、CO₂排出量の削減による環境負荷低減や、サーキュラーエコノミーを推進している。
また、同社グループは国際的イニシアチブ「RE100」に加盟しており、2030年度までに使用電力を再生可能エネルギー100%で調達することを目標に掲げ、全国のマルイ・モディ店舗などへ再エネ電力の導入を進めているとのことだ。
みんな電力は、日本で初めて「顔の見える電力™」として電力の生産者を応援する仕組みを実現した企業。
ブロックチェーン技術を活用した誰もが電気を選べる仕組みにより、再エネ電力の利用拡大・脱炭素社会の実現に貢献している。
丸井グループは2018年に初回の出資を行い、再エネ電力を優先的かつ安定的に確保する体制を構築し、事業活動におけるCO₂排出量の削減に取り組んできた。
2020年9月には、利用客と一緒にCO₂削減に取り組む「みんなで再エネ」プロジェクトをみんな電力と共同で開始し、日本全国のエポスカードセンターで再エネ電力への切り替えが簡単に行える施策などを実現。
今回の追加出資により、社会全体の再エネ電力への切り替えをさらに促進し、利用者とともに環境問題の解決をめざし、企業価値の向上につなげていくとしている。