出前館は、新型コロナウイルス感染症に伴うさらなるデリバリーの需要を鑑み、緊急事態宣言期間中の応募と、条件達成で30,000円をプレゼントする「個人業務委託応援キャンペーン」を1月14日より開始することを発表した。

また、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、今までと同等の雇用維持が難しく、余剰人員を抱えている企業に対し、「従業員雇用シェア」の取り組みも1月14日より実施するという。

個人業務委託応援キャンペーンは、新規配送員のサポートとして、自転車代などに使える支援金30,000円をプレゼントするもの。

応募期間は、1月14日〜2月7日。対象条件は以下の通り。
・期間中に応募した人
・2月28日（日）までに最初の配達を実施した人
・初回稼働日から30日以内に、100件の配達を実施した人
・専用応募フォームの紹介コード欄に「clear30000」を記入した人
・新規登録者のみ対象

また今回、事業の縮小などで余剰している従業員の雇用確保をサポートすべく、飲食店に限らず、新型コロナウイルスの影響を受けているさまざまな業種の企業を対象に「従業員雇用シェア」も1月14日より実施する。

従業員雇用シェアを利用することで、空いた業務時間を活用して従業員に配達員として稼働してもらうという。

稼働した時間分の賃金は雇用企業ではなく、出前館の業務委託費用から支払することで下記3点が実現できるとのことだ。
・減少した本業の稼働を同業務に振り向け新たな収益を得る
・従業員の生活を守る
・従業員との雇用関係が維持できるため、アフターコロナでも従来通り業務の遂行が可能（法人業務委託の場合）

業務開始・終了日は自由に設定でき、業務委託は法人業務委託、または個人業務委託から選択可能。

法人業務委託の場合、業務委託費用は企業へ支払い、個人業務委託の場合、業務委託費用は従業員へ支払うとのことだ。

1月14日から開始され、新型コロナウイルス感染症の影響が収まる見込みがつくまで実施されるとしている。