LINEリサーチでは、日本全国の高校1年生~3年生の男女を対象に、2021年の目標や抱負、さらに年賀状やお年玉事情について調査し、その結果を公表した。

  • がんばりたいことの上位は「勉強」や「自分磨き」「友だち・人間関係」
  • 高校生の新年のあいさつ方法とは?「紙の年賀状を送る」予定の高校1年生は約半数(2020年12月調査)
  • 高校生はお年玉をもらっている人が約9割

がんばりたいことの上位は「勉強」や「自分磨き」「友だち・人間関係」

高校生の2021年にがんばりたいことについては、全体1位は「勉強」、次いで「自分磨き(外見・内面)」、「友だち・人間関係」が上位となった。

学年別に詳しくみると、高校1年生では約8割の人が「勉強」と回答。

そして高校2年生では、受験を強く意識しはじめるのか「受験・受験勉強」が7割弱でTOPになった。

 高校3年生になると「友だち・人間関係」と答える人の割合が他の学年に比べて高いことがわかったという。

特に女子高生の3年生では、6割が「友だち・人間関係」をがんばりたいと回答。

それ以外にも、「部活・スポーツ」をがんばりたいと答える人が一番多いのは1年生となった。

4月から2年生になる1年生は、新入部員をサポートする立場になる人も増え、部内を盛り上げる一員としてがんばりたいと思う様子がうかがえるとしている。

高校生の新年のあいさつ方法とは?「紙の年賀状を送る」予定の高校1年生は約半数(2020年12月調査)

新年の年賀の挨拶方法については、全体でもっとも多かったのは「LINE(メッセージやスタンプ) を送る予定」で、次に「紙の年賀状を送る」「実際に会って挨拶する予定」などが続いた。

「実際に会って(顔をあわせて)挨拶する予定」は2割程度となった。

学年別にみると、低学年になるほど「『紙』の年賀状を送る予定」の人が多い傾向があり、1年生では約5割が年賀状を送る予定と回答。

「実際に会って(顔をあわせて)挨拶する予定」も1年生の割合が高く、次いで2年生、3年生となっている。

高校生はお年玉をもらっている人が約9割

お年玉をもらっているかについては、全体の約9割がお年玉を「毎年もらっている」ことがわかった。

お年玉の使い道については、「親や家族にあずける」という人がもっとも多く、2年生以上では「自分で銀行や郵便局などの口座にあずける」という人が増える傾向に。

また、「自分で、口座ではないところ (貯金箱やひきだしなど貯める場所)に入れる」という回答もあり、もらったお年玉は貯めておくという堅実な高校生が多いようだとしている。

男女別にみると、女子高生は「洋服やバッグ、靴を買う」、「コスメを買う」、「時計やアクセサリー、財布を買う」が上位にランクイン。

また、女子高生は「文房具や雑貨を買う」人の割合が約2割と男子高生と比べて倍近くいた。

一方の男子高生は、第3位には「マンガや本を買う」がランクイン、また「ゲーム機器やソフトを買う」、「パソコン/周辺機器を買う」人の割合が女子高生よりも多くみられたとのことだ。

特に、高校1年生男子は約2割がお年玉で「ゲーム機器やソフトを買う」と回答した。

<調査概要>
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の高校1年生~3年生の男女
実施時期:2020年12月3日~4日
有効回収数:1044サンプル