シャープエネルギーソリューション(以下、SESJ)と東京電力ベンチャーズは、「初期投資ゼロ」の法人向け太陽光発電サービス(オンサイトPPAモデル)の展開について、12月1日より提携を開始したと発表した。
同サービスは、工場や倉庫、店舗などの屋根や遊休地に太陽光発電システムを設置することで、初期投資や設備の維持管理の負担なく、一定期間、CO2フリーで発電した電気をリーズナブルな価格で提供するという。
近年、SDGsの達成に向けた温室効果ガス排出量の削減を目的として、企業活動に使用する電気を再生可能エネルギーで賄う環境貢献活動への関心が高まっている。
しかし、初期投資や長期にわたる設備の維持管理の負担が、太陽光発電システム導入へのハードルとなっているとのことだ。
今回、東京電力ベンチャーズは、顧客に対する同サービスの提供者として、太陽光発電システム導入の初期費用を負担した上で、同設備を設置・所有・運用し、電気を供給するという。
また、SESJは、太陽光発電システムの機器供給、設置工事に加え、保守・メンテナンスを行い、長期の安定稼働を支えるとしている。
太陽光発電システムを長期にわたり利用するには、信頼できる設備設置と維持管理が不可欠。
今回の提携により、SESJの太陽光発電システム設置の豊富な実績と、東京電力ベンチャーズの電気事業に関するノウハウとを組み合わせ、同サービスを通じ、より安心で安全な新しい社会インフラの創出と再生可能エネルギーのさらなる普及拡大へ貢献していくとのことだ。