トヨタは、水素分野におけるグローバルな連携や水素サプライチェーンの形成を推進する新たな団体「水素バリューチェーン推進協議会(以下、JH2A)」に加入したと発表した。

JH2Aは、地球温暖化対策において中心的な役割を果たすことが期待される水素について、今後も日本が世界をリードし続けるために、様々なステークホルダーと連携して取り組む団体。

トヨタは、CO2排出量削減による地球温暖化抑制に貢献するための様々な取り組みの一環として、JH2Aが掲げる「早期に水素社会を構築する」という目的の実現に向け、JH2Aの仲間とともに積極的に取り組んでいくとのことだ。

活動内容は、①社会実装プロジェクトの提案・調整、②ファンドの創設、基本的な管理・運営の検討、③需要創出、規制緩和等の政策提言、④国際的な活動、⑤国内外の情報収集・分析・発信の5つがテーマとなっている。

なお、JH2Aの今後の予定としては、2021年1月から2月に、ワーキンググループ活動内容についての議論、水素普及に向けた論点出し、政策提言に向けた情報収集を行い、同年2月に政府へ提言するとのことだ。