富士レビオ6月5日は、北海道旭川市に富士レビオの迅速診断キット「エスプライン®」シリーズの新たな生産拠点「富士レビオ 旭川工場(仮称)(以下、旭川工場)」を新設すると発表した。

旭川工場は、同社の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)抗原検査キット「エスプラインSARS-CoV-2」の新たな生産拠点として12月までの稼働開始を予定。

既に生産を行っている富士レビオ 宇部工場とあわせて週40万テスト以上の生産体制を構築するとのことだ。また、生産工場を2拠点とすることにより供給の安定化を図る。

今回、富士レビオ、日立グループ、東芝グループの3者は、旭川工場の短期間での稼働開始を目指し、基本的な事項について合意に至ったという。

みらかグループ、東芝グループ、日立グループは、期間を大幅に短縮した上で効率性の高い工場を新設することで新型コロナウイルス検査体制の早期拡充を実現し、感染拡大防止に貢献するといている。