楽天グループの楽天ペイメントが、運営する共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」において、全国で飲食店を展開するサンマルクホールディングスと提携したことを発表した。
今回の提携により、2020年夏より、サンマルクホールディングスが運営する「サンマルクカフェ」、「生麺工房鎌倉パスタ」、「バケット・BISTRO309」、「石焼炒飯店・台湾小籠包」、「神戸元町ドリア」、「倉式珈琲店」の全国676店舗において楽天ポイントカードが利用可能となる。
ユーザーにおいては、対象店舗での会計の際に、楽天ポイントカードもしくは「楽天ポイントカードアプリ」を提示すると、買い物金額に応じて楽天ポイントを貯めることができ、支払い時には貯まったポイントを利用することもできるようになるとのことだ。なお貯めたポイントは、「楽天市場」や「楽天トラベル」などの楽天グループの各種サービスで利用できるほか、「楽天ポイントカード」に加盟している街のコンビニエンスストアやドラッグストア、ガソリンスタンド、飲食店などでも利用できる。
サンマルクホールディングスは、2019年10月から、楽天グループのスマホアプリ決済サービス「楽天ペイ(アプリ決済)」を全国の「サンマルクカフェ」や同社が運営する飲食店約800店舗に導入し、決済手段の拡充を図ってきた。
同社によれば、今回の楽天ポイントカード導入により強固な顧客基盤を持つ楽天との連携をさらに強化し、ユーザーの集客とより一層の利便性および満足度の向上を目指していくとのことだ。