ソフトバンクと、同社のグループ会社であるリアライズ・モバイルは、8i社の技術を活用した3Dホログラム撮影スタジオ「xRスタジオ」を、2020年2月にオープンしたと発表した。
同スタジオでは、4Kカメラを搭載した最先端のキャプチャーステージ1台の他、2Kカメラを搭載したキャプチャーステージを1台、さらに撮影データを高速で処理する大規模なレンダリングファームを備え、これまで不可能だった等身大の高品位な3Dホログラムの即日生成を実現するという。
8i社は、ホログラム技術の世界的リーダーとされており、商用利用可能な3Dホログラムスタジオを開発している。
今回、8i社および同社の国内総代理店でありxR技術の専門知識を有するリアライズ・モバイル、3月27日から5Gの商用サービスを開始するソフトバンクの3社が協力することで、xRスタジオが実現したという。
リアライズ・モバイルとソフトバンクは、同スタジオを自社のARサービスの開発に活用するだけではなく、外部への提供も予定している。このスタジオを活用することで、全く新しい3D映像コンテンツのビジネスモデルを構築することが可能になるとのことだ。
同社らは、高速・大容量、低遅延の通信が可能な5Gの普及に向け、外部パートナー各社と新しいコンテンツビジネスを構築するための取り組みを推進していく方針であるとしている。