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コード決済の普及率は?日本では未だ現金払いが64%も

リエールファクトリーは、2018年12月にインターネットユーザー300人を対象にコード決済の利用頻度について独自調査を行い、2019年1月7日に調査結果を発表した。

なお、うちわけは、男性153人、女性147人(10代1人、20代38人、30代105人、40代96人、50代46人、60代以上14人)である。

それによると、もっとも利用している支払い方法の「現金」利用率は64%、課題解決すればコード決済の普及率はさらに上昇見込みだという。

普段の支払いは「現金」と「クレジットカード」が最多

まず、「普段の支払いで利用したことのあるサービス・支払い方法を教えてください」の質問に対し、もっとも高い数値を集めたのは「現金」の292人だった。

97%の人が現金を少なからず利用しているという。次いで「クレジットカード」が261人と87%の人は普段からカード決済を利用している結果となった。次に交通系ICカードが138人という結果になった。

コード決済は最多が楽天ペイの25人、PayPayが15人、LINE Payが12人となった。全体の10%程度の人が普段から利用しているという。

また、前述の支払い方法のうち、もっとも利用されている支払い方法は「現金」の64%だった。クレジットカードが次いで30%となった。

コード決済・QRコード決済の利用開始時期は「2018年11月以降/12月から」

また、コード決済・QRコード決済の利用開始時期は「2018年11月以降/12月から」と答えた人が全体の5%を占めたという。同社ではサービス事業者によるプロモーション効果が出ていると想定している。

2018年12月に行われたPayPayのキャンペーンはLINE Pay・楽天ペイ・Origami Payの中でもっとも利用されたサービスとなった。

コード決済に対する印象は「不正利用が怖い」が92人の回答となり、もっとも多い回答となった「使えるお店がわからない」も2番目に多い回答となり、コード決済を利用できる店舗がまだ少ないことが伺えるとしている。PayPayの20%還元キャンペーンの影響もあり、「還元率が高い」という印象も13%の人に与えていたという。

そして、同社ではこれらの結果について、次のように総評している。コード決済サービスのポイント還元キャンペーンによって「現金」以外の決済方法の利用頻度は上がってきていることが明らかに。

コード決済は「不正利用」に対する課題や、「決済可能な店舗の拡大」といった課題はあるが、課題を解決した時に普及率はさらに上昇すると予想。

また、コード決済端末の統一は課題として提起されているが、その後はポイントの統一が課題として浮き上がってくると想定されるとしている。

img:PR TIMES

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