公益財団法人 大阪府国際交流財団(以下、OFIX)は、大阪府の委託を受け、大阪府災害多言語情報ウェブサイト・アプリ「Osaka Safe Travels(オオサカセーフトラベルズ)」 の提供を開始したことを発表した。
同アプリは、災害情報をはじめ、避難情報や鉄道・空港情報など、災害時に外国人旅行者が必要とするリアルタイムな情報を12言語で配信する。
OFIXは、大阪府の出資法人として、外国人相談やOFIX語学ボランティア、災害ボランティアによる翻訳など、外国人を多言語により支援する事業に取り組んできた。
同アプリは、OFIXの取組みを通して蓄積したノウハウや資源をコンテンツ作成に活かし、ジョルダンの協力のもと、eBASEの多言語管理パッケージソフト「eB-MLDB」を活用して開発された。
2018年に起こった大阪北部地震や台風21号の際、大阪を訪れていた外国人旅行者にも影響が及んだという。その際にOFIXは公式Facebookにて、外国人向けに災害についての情報を多言語で提供。
今後は、同アプリを使うことで、災害発生時に外国人旅行者が必要とする関連情報や交通機関の運行情報をリアルタイムで提供できるという。また、アプリのダウンロードをすることでプッシュ通知によりいち早く情報の取得が可能となる。