ROOTsは、ふるさと納税の現状、そして今後の流行などに関する調査を実施した。

主な要点は以下の3点。

ふるさと納税は、認知度96%。利用度は28%

ふるさと納税は5,000億円超の市場がありながらも、まだ利用率は約28%と3割未満。しかし、リピート意向は約92%とかなり高く、理論上、毎年34%ずつ利用者が伸びる成長市場となっている。

未経験者のイメージは「難しい・面倒」

利用者は「簡単でお得な制度」であることを理解しているが、未経験者は、「難しそうで面倒」と誤解している現状にある。利用者のリピート率は90%超と高いが、未経験者のネガティブな概念を払拭する必要がある。

“コト消費”、体験型返礼品は流行の兆し

最近話題に上がる“新しいふるさと納税サービス”。全体的に“コト消費”なものが人気な傾向にある。中でも体験型返礼品は魅力度も高く、未経験者がふるさと納税を今後利用するポイントとなると考えられる。

<調査概要>
調査名  : ふるさと納税に関する実態調査
調査地域 : 1都3県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)
調査手法 : インターネット調査
調査対象 : 
 スクリーニング = 20~69歳の男女 10,000人(人口構成比に準ずる)
 本調査 = ふるさと納税利用者(法改正前175人、法改正後175人)、ふるさと納税非利用者150人       以上、合計500人
調査時期 : 2019年11月27日(水)~28日(木)
企画分析 : 株式会社ROOTs
調査機関 : 楽天インサイト株式会社