NTTデータは、シニア世代から若年層まであらゆる世代の預金口座取引を対象とした家族を見守るためのサービスを、2020年秋以降、My Pallete®ならびにAnserParaSOL®で提供することを発表した。

同サービスは、預金引き出しなどの取引を行った際に、家族などの見守る側が持つスマートフォンアプリなどに、その取引通知が届く。

取引の通知先設定や取引金額に応じた通知条件設定は、利用者本人が使用するインターネットバンキング/アプリバンキング経由で行うため、利用者自らが設定することができ、見守られる側の本人意思が尊重される。

見守る側は自身のスマートフォンアプリなどで家族の取引を見守ること可能になる。

同社は今後、金融ジェロントロジー(金融老年学)を踏まえ、高齢者の認知能力の度合いに応じたきめ細やかな金融サービスに活用できるデジタルソリューションを展開予定。また、業態を問わずさまざまな金融業界のプレーヤーとの協業も視野に入れ、高齢社会における金融サービスを支援するとしている。