パーク24が、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」(※1)の会員を対象に実施した、「移動に関連するシェアリングサービス」(※2)のアンケート結果を発表した。

主なトピックスは以下の3点。

  • 認知度No.1のサービスは「カーシェア(BtoC)」
  • シェアリングサービスを知っていても約7割は「使ったことがない」
  • さらなる広がりを期待するサービスは「駐車場シェア」39% 昨年より17ポイントアップ

(※1)入会金・年会費無料の会員制ポイントプログラム。タイムズパーキングやタイムズカーレンタル、タイムズカーシェアの利用等でポイントがたまる他、会員限定サービス等を提供。会員数約793万人(2019年9月末現在)。
(※2)本リリース内での「シェアリングサービス」とは移動に関連するサービスに限る。

認知度No.1のシェアリングサービスは「カーシェア(BtoC)」

国内外問わず、知っているシェアリングサービスがある人は85%。年代別や男女別で見ても回答結果に違いはなかった。

最も認知度の高いシェアリングサービスは、「カーシェア(BtoC)」89%で、2位の「サイクルシェア」44%を大きく上回った。3位以降は「駐車場シェア」39%、「個人間カーシェア」15%、「ライドシェア」15%と続いた。

また、全てのサービスにおいて昨年よりも認知度が上がっており、特に「サイクルシェア」と「駐車場シェア」は10ポイント以上上昇している。

シェアリングサービスを知っていても、約7割は「使ったことがない」

知っているシェアリングサービスがある人のうち、使ったことのあるサービスは「カーシェア(BtoC)」18%、「駐車場シェア(借りる側)」11%、「サイクルシェア」6%となった。

一方、約7割が「使ったことがない」と回答しており、サービスは知っていても、利用まで至っていないことが判明した。

さらなる広がりを期待するサービスは「駐車場シェア」39% 昨年より17ポイントアップ

さらなる広がりを期待するシェアリングサービスは、「駐車場シェア」39%、「カーシェア(BtoC)」38%の順となった。

全てのサービスにおいて昨年よりも広がりを期待する割合が高まっており、特に駐車場シェアは、昨年の22%から17ポイントアップしている。

また、サービスの利用有無別でみると、利用経験がない人は「特にない」が43%で最も多く、1割を下回るサービスもあった。

一方で、各サービスの利用経験がある人は、「駐車場シェア」70%、「カーシェア(BtoC)」68%、最も低い「個人間カーシェア」と「サイクルシェア」においても39%となっており、サービスの広がりを期待する割合が上昇した。

シェアリングサービスを1度でも利用したことがあると、そのサービスの利便性を実感し、サービスの拡大を望む傾向にあるようだ。


さらなる広がりを期待する理由(複数選択/n=4,609)

また、さらなる広がりを期待する理由は「便利だから」69%が最も多い結果となった。

次いで「節約になるから」41%、「移動が楽になるから」36%、「環境に良いから」12%と続いている。

サービス別で見ると、「サイクルシェア」は唯一「移動が楽になるから」が「節約になるから」を上回っており、「ライドシェア」と「サイクルシェア」は、「環境に良いから」が他のサービスよりも高く、2割を超えた。

今回のアンケート結果から、移動に関わるシェアリングサービスの認知度は昨年よりも高まっているものの、サービスを知っていても「使ったことがない」人がまだ多くいることがわかったという。

一方で、シェアリングサービスを利用した人は、その利便性や節約の効果を実感し、サービスのさらなる拡大を望んでいることが伺えるだろう。


<調査概要>
調査対象:タイムズクラブ会員
(2018年6月21日以降に入会し、直近でパーク24グループのサービスを※を利用ユーザー)
(※)対象サービス:時間貸し駐車場・予約制駐車場・カーシェア・レンタカー
調査方法:非公開型インターネットアンケート
調査機関:2019年6月21日
有効回答者数:7,032名
※調査結果は四捨五入による端数処理のため、構成比が100%にならない場合あり。
なお、同アンケートは、駐車場やカーシェア、レンタカー等のクルマに関わるサービスを利用した方々を対象としたもの。

<参照元>
【パーク24】認知度No.1のシェアリングサービスは「カーシェア(BtoC)」さらなる広がりを期待するサービスは「駐車場シェア
パーク24