セゾン情報システムズは、日鉄興和不動産及び赤坂インターシティマネジメントが運営する赤坂インターシティ AIR(東京都港区)で、入居テナント企業向けの宅配ロッカーサービスとして、ブロックチェーン技術を活用した「Delivery Locker on Blockchain」が正式採用されたことを発表した。

「Delivery Locker on Blockchain」は、セゾン情報システムズが提供する、ブロックチェーン技術を活用した宅配ロッカーサービス。

本サービスでは荷物の預け入れ・受け取りの記録をブロックチェーンに残す、いわゆるトレーサビリティ機能を有することで「安心・安全」に荷物の受け渡しが可能になるという。

そのため、今回のようにオフィスビルに設置する場合も、危険物/不審物のロッカー利用のリスクが低減し、セキュリティを担保しつつユーザー満足度の向上を図ることができるとのことだ。

本サービスを利用するテナントの従業員は、ECサイトで購入した荷物をオフィスビルに設置された宅配ロッカーに配達してもらうことで、会社帰りや休み時間中などいつでも好きな時に品物を受け取ることが可能。

日鉄興和不動産では、本格展開後のサービス向上と共に同社が管理運営する他のオフィスビルへのサービス展開を検討していくとしている。

一方、セゾン情報システムズでは、利用者ならびにビル運営サイドの満足度を向上させるため、より利便性の高いサービス提供に努めるとともに、オフィス内や工場等の新しいサービス提供場所への展開も検討し、さまざまなユーザーに貢献していく方針とのことだ。