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NEXERはエアコンフロンティアと共同で、全国の男女800名を対象に「エアコンの電気代」についてのアンケートを実施し、その結果を公表した。
■51.4%が「冬の方が夏より電気代が高いと感じる」と回答
夏と冬のどちらの電気代が高いと感じるかを調査したところ、「夏」が48.6%、「冬」が51.4%となり、両者はほぼ同程度だった。
夏の方が電気代が高いと感じる人からは、「1日中エアコンをつけっぱなしにする」「エアコンの消費電力が高い」「扇風機などの併用でエアコン以外でも電気を使う」などの理由があがった。
また、冬は灯油ストーブを使用して、エアコンは使用しないため、電気代が高くならないという人もいた。
一方で、冬の方が高いと感じる人からは、「エアコン以外にも電気毛布を使う」「ミニヒーターやこたつを使う」など、別の暖房器具を使用することにより、電気代が高くなるという意見が見られた。
冷暖房対策として、エアコンを使用するのか、その他の機器を使用するのかによって、どちらの季節で電気代が上がるかの印象が異なることが明らかになった。

■76.5%が夏と冬のエアコンの電気代に「差を感じる」と回答
次に、夏と冬のエアコンの電気代に差を感じるかを聞いたところ、36.6%が「とても感じる」、39.9%が「やや感じる」と回答し、合計76.5%の人が、夏と冬のエアコンの電気代に差を感じていることが分かった。
冬には電気製品の暖房を使用しない人もいるため、夏の電気代との差が大きいという意見がある一方、快適な室温にするためには、冬の方が電気代がかかるという意見もあった。

■38%が冬のエアコン代を抑えるために「工夫している」と回答
冬のエアコン代を抑えるために何らかの工夫をしているか聞いたところ、38%の人が「工夫している」と回答。
具体的な工夫としては、冬のエアコン代を抑えるために、別の暖房器具を使用している人が多かったほか、防寒カーテンの利用や窓に断熱材を貼ることで冷気の侵入を防ぐ方法、厚着をしたり湯たんぽを利用したりするという意見も挙がった。

【調査概要】
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2025年11月6日~11月14日
調査対象者:全国の男女
有効回答:800サンプル
<参考>NEXERとエアコンフロンティア「エアコンの電気代に関するアンケート」
