アットヨコハマは、モビリティと地域情報発信の機能を設けた「モビリティハブ」の社会実証実験を、2025年11月25日から2026年2月28日までの期間で実施すると発表した。

同実証では、川崎市総合計画が掲げる「活力と魅力あふれる力強い都市づくり」および川崎市地域公共交通計画の実現に向けた取組みの一環として行われる。
川崎市民にシェアサイクルや電動キックボードなど多様なモビリティサービスに加え、AIを活用してリアルタイムで最適な配車を行うデマンド交通「チョイソコかわさき」などの新しい都市インフラを体験してもらうことで、地域交通の利便性と回遊性の向上を図るという。
さらに、多様なモビリティを配置するだけではなく、移動する目的を訴求するための情報発信機能として、観光WEBサイト「アットヨコハマ」を連動させたデジタルサイネージを設置し、遠隔で情報発信内容を更新するとのことだ。
■実施概要
事業名称:『MobiSt. 川崎・橘公園』実証実験
実施期間:2025年11月25日~2026年2月28日
実施時間:24時間(滞留施設利用:10:00~18:00 年末年始等は除く)
実施場所:川崎市高津区 橘公園内(住所:川崎市高津区子母口565)
実施内容:
1.地域特性と利用者ニーズを踏まえ、多様な移動ニーズに対応できるモビリティ(川崎市バス、オンデマンド交通、電動シェアサイクル、電動キックボード、カーシェア、歩行領域モビリティ等)の交通結節点を整備。
2.移動する目的を訴求する機能として、観光MaaSプラットフォームであるWEBサイト「アットヨコハマ」を連動させたデジタルサイネージを導入。
3.屋外に滞在環境を整備し、憩いの空間を提供。屋外電気ストーブ、Wi-Fi、モバイル充電機も配置する。
4.橘公園で開催されるイベントと連携を行い、モビリティハブを地域のハブへとつなげる。橘公園にて、主催イベントも実施予定。
5.モビリティサービスの乗り換え施策として、クーポン施策を実施。
6.モビリティデータやアンケートデータを横浜市立大学との産学連携による共同研究にてデータ分析を実施。
