日本蓄電池は、静岡県磐田市見附字大谷口に建設した系統用蓄電施設「NC磐田市見附蓄電所」が、受電を開始したと発表した。

同施設は、再生可能エネルギーの出力変動を吸収・平準化し、JEPX(卸売市場)、需給調整市場、容量市場に対応する地域分散型エネルギー拠点として位置づけられているという。
また、災害時には地域の電力供給を支える防災拠点としての機能も備えており、地域の防災力向上にも寄与。
なお同施設は、同社が開発・運営する4号機目の系統用蓄電池プロジェクトとなっている。
同社は、全国各地での系統用蓄電池プロジェクトを推進し、地域社会・自治体・企業との連携を強化することで、脱炭素社会の実現と災害対応力の向上に貢献していくほか、2026年までに80箇所の蓄電所運転開始を予定しているとのことだ。
■施設概要
施設名:NC磐田市見附蓄電所
所在地:静岡県磐田市見附字大谷口
定格出力・容量:1,988キロワット・8,146キロワットアワー
蓄電池システム:TMEIC(蓄電池:CATL)
施工会社:鈴木電機
