フィリップ モリス ジャパンは、東京都豊島区と協力し、池袋駅西口・東京芸術劇場前にコンテナ型の加熱式たばこ・紙巻たばこ専用併設型喫煙所を整備し、供用を開始したと発表した。

加熱式たばこ・紙巻たばこ専用併設型喫煙所を設置

豊島区では、受動喫煙による健康への影響を防ぐため、これまでも様々な対策を実施。区民からは「たばこ」や「喫煙所」に関する意見が多く寄せられ、受動喫煙を含む喫煙問題への関心は年々高まっているという。

この背景を踏まえ、豊島区は健康、道路、公園、環境、治安などの関係部署で構成する「受動喫煙防止対策本部」を設置し、共通の啓発ロゴを活用した一体的な啓発活動を展開。

また「SDGs未来都市」として、環境問題への取組みを重要課題と位置づけ、誰もが安全・安心に暮らせるまちづくりを推進している。

今回、喫煙に関する課題が特に多い池袋駅西口エリアにおいて、再開発に伴うまちの美化と受動喫煙防止を目的に、同社と協議を重ねた結果、コンテナ型喫煙所の設置が実現したという。

コンテナ型喫煙所

同エリアにはこれまで喫煙所がなく、今回の整備により、喫煙マナーの向上と周辺環境の改善が期待されているとのことだ。

同社は今後も、自治体や地域社会と連携し、受動喫煙防止と快適な都市環境の実現に貢献していくとしている。

■設置概要

加熱式たばこ・紙巻たばこ専用併設型喫煙場所 
設置場所:豊島区西池袋1丁目8番9号
広さ:約28平方メートル
設備:エアコン、プラズマ脱臭機