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LINEヤフーは、「SNS型投資詐欺」に関するアンケートを実施し、その結果を公表した。
「SNS型投資詐欺」とは、著名人の名前や写真を悪用した偽の投資広告や、「必ずもうかる」といったメッセージを通じてSNSに誘導し、長期間にわたるやり取りの中で信用を得て、最終的に金銭をだまし取る詐欺手法。
■6割以上が投資詐欺を目にしたことがある
同調査によると、「特別な投資情報が得られる」「必ず値上がりする株を教える」など、投資詐欺と思われる情報を見かけたことがある人は61%に上った。

また、これらの情報が見られた場所を聞くと、「インターネット広告」が最も多く、次いで「SNSの投稿」「ネット掲示板」などが挙げられた。

■約8割が「自分は投資詐欺に引っかからないと思う」と回答
自分は投資詐欺に引っかからないと思うか聞くと、78%が「そう思う」「ややそう思う」と回答。

一方、特別な情報が得られれば絶対に利益が出る投資ができるかもしれないと考えたことはあるか聞くと、「そう思う」「ややそう思う」と回答したのは13%という結果に。

過去の警察庁による調査では、「自分は被害に遭わないと思っていた人の方が実際に被害に遭っていた」という傾向も報告されており、注意喚起が必要であるとしている。
■帰省などで家族と特殊詐欺について話題にしたことがある人は4割未満にとどまる
帰省などで家族が集まる場面で、投資詐欺を含む特殊詐欺について話題にしたことがあるか聞くと、「ある」は36%にとどまった。

【調査概要】
調査日:8月5日
調査対象:全国のYahoo!クラウドソーシングユーザー
有効回答数:2,000人
調査方法:インターネット調査(Yahoo!クラウドソーシング)
<参考>
LINEヤフー「投資詐欺に関するアンケートを実施 投資詐欺と思われる情報を見かけたことがある人は61%」