母子モは、自治体の子育て関連事業デジタル化支援サービス「子育てDX®」において、「伴走型相談支援サービス」が大分県国東市で本導入され、運用を開始したと発表した。

「子育てDX」の「伴走型相談支援サービス」導入

同市では、デジタルを活用した子育て支援策として、母子手帳アプリ「母子モ」を導入し、2019年4月より「ひだまりネット」として提供を開始。

これにより、妊産婦と子どもの健康データの記録・管理や予防接種のスケジュール管理、出産育児に関するアドバイス、市が配信する地域情報などをアプリから確認可能となっている。

今回、「母子モ」の追加機能として「子育てDX」の「伴走型相談支援サービス」を導入し、妊娠届の提出と母子手帳交付時の来庁予約に活用するという。利用者は妊娠届をオンラインで提出できるほか、来庁予約もアプリを通して24時間どこからでも行うことができ、待ち時間の軽減や混雑による密集を避けることができるとのことだ。

また、自治体職員は回答・予約内容をもとに事前準備ができるため、当日の面談時間の短縮に加え、住民に寄り添った質の高い面談の実現が可能となる。さらに、事務処理の効率化も期待されているという。

今後も、より簡便な手続きの整備と一人ひとりに合った切れ目のない支援を通じて、子育て世帯の負担や不安を解消し、便利で安心・安全な子育て環境づくりを推進していくとしている。