良品計画は、南インドの調理法を取り入れたレトルトカレー「ローストチキンのスパイシーカレー」と「ローストプラウンのスパイシーカレー」の2商品を、5月21日から全国の無印良品店舗およびネットストアで順次発売すると発表した。

「ローストチキンのスパイシーカレー」は、シナモンやナツメグに漬け込んだチキンをローストすることで旨みを閉じ込め、さらにクミンやフェンネル、黒コショウを油で炒めて香りを立たせている。スターアニスやカルダモン、コリアンダーなど複数のスパイスを組み合わせることで、奥行きのある辛さと香りを実現したとしている。辛さは6段階中4番目に相当する。

一方、「ローストプラウンのスパイシーカレー」では、海老をコリアンダーや白コショウ、香味野菜に漬け込んでローストし、海老の旨みを凝縮している。ベースにはコクを出すための濃いココナッツミルクと、香りづけ用の薄いココナッツミルクの2種類を使い分けているという。こちらも辛さは4段階に設定されている。

同社は、「世界の食文化に学ぶ」をテーマに掲げ、各国・地域の食の知見を生かした商品開発を進めている。今回の新商品は、インドで学んだスパイスの使い方や調理技術を応用し、具材本来の旨みを引き出す構成となっている。