アンドドットは、山形県南陽市職員34名を対象としたハンズオン型「生成AI活用研修」を実施したことを発表した。

低コストかつ多用途に展開できる生成AIは、住民サービスの高度化と業務効率化を同時に実現できる最有力DX技術としても注目されている。
南陽市では人口減少と行政サービス多様化に対応するため、職員一人ひとりの生産性向上が急務に。生成AIの基礎から応用まで体系的に学ぶ場が望まれていたことから、今回「生成AI活用研修」を実施したという。
プログラムは内容は以下の通り。
・生成AI基礎講義:LLMの仕組み・リスクと対策
・AIスキルピラミッド:リテラシーからテクニカルスキルまで段階習得
・ハンズオン(1):市民メール返信文・Excel関数自動生成
・ハンズオン(2):イベント企画書作成+イラスト生成
・質疑応答:庁内での活用ガイドライン作成のヒント
同研修の結果、平均満足度は10点満点中8.5点、9点以上の高評価は46%に達し、行政DX推進への期待が大きく高まったとのことだ。