テスホールディングスは、静岡県菊川市において、設備容量約30MWの系統用蓄電池施設「静岡菊川蓄電所」の建設工事に着手したと発表した。

同事業は、2023年度の容量市場における長期脱炭素電源オークションで同社グループが落札し、開発を進めてきたもの。同社は、設計・調達・施工(EPC)に加え、運用・保守(O&M)やアグリゲーション(運用管理)も担い、長期的な安定運用に貢献するとしている。
再生可能エネルギーの普及に伴い、電力の需給バランスを安定化させるため、柔軟な充放電が可能な蓄電池の重要性が高まっている。同社は、これまでに500MW以上の再エネ発電所開発実績を有しているという。
同社は、今後も同事業を通じてさらなる再生可能エネルギーの有効活用および電力の安定化に貢献するとのことだ。
■今回の事業概要
蓄電所名:静岡菊川蓄電所
所在地:静岡県菊川市
設備容量(出力):約30MW