ライフデザイン・カバヤは、横浜冷凍が岡山市南区に新設した冷凍冷蔵倉庫「岡山CONNECT物流センター」の施工を担当し、同施設が竣工したと発表した。

同施設は、山陽自動車道・岡山ICから約15km、瀬戸中央自動車道・早島ICから約18kmの位置にあり、阪神地区や中国地方へのアクセスも良好。また、近隣の物流会社との連携により、中国・四国地方の物流拠点として重要な役割を担うことが期待されている。
横浜冷凍は、既に阪神地区に5拠点を展開しており、新たに建設する同施設により、阪神地区から九州地方までをカバーする体制が整うという。また、中国・四国地方では最大規模の冷凍冷蔵倉庫であり、「2024年問題」への対応策の一つとしても位置付けられている。
同施設のコンセプトは、複合型マルチ物流サービスに対応したL字型バースを備えた、環境配慮型の次世代冷蔵倉庫。
省エネ化の取り組みとして、横浜冷凍最大級の太陽光発電システムと大容量のリチウムイオン蓄電池を導入。平常時だけでなく、災害時にも、発電したエネルギーにより庫内の冷却を継続することが可能だという。
さらに、社用車にはEVを採用し、太陽光発電システムと蓄電池を連携させた充電ステーションも設置。災害時には同設備を非常用電源として活用でき、BCP対策としても有効だとしている。
■施設概要
工事名称:横浜冷凍株式会社 岡山CONNECT物流センター 新築工事
構造:鉄筋コンクリート造+一部鉄骨造(地上3階)
敷地面積:23,101.87平方メートル(6,988.32坪)
延床面積:28,786.99平方メートル(8,708.06坪)
住所:岡山県岡山市南区海岸通二丁目4-31