ウォータースタンドは、大阪府大東市と「マイボトル普及促進によるプラスチックごみ削減の推進に関する協定」を締結したと発表した。

同協定は3月27日に締結されたもので、マイボトルの普及を通じて、使い捨てプラスチック製品の使用抑制や、地球温暖化対策、熱中症予防などを推進することを目的としているとのことだ。
協定に基づき、大東市役所などの公共施設にマイボトル用給水スタンドが設置される予定であり、市民のマイボトル利用を後押しするという。また、市民・企業・行政が連携し、環境負荷の低減を図る取り組みを推進するとしている。
大東市は、2019年に「大東プラスチックごみゼロ宣言」、2023年には「ゼロカーボンシティ宣言」を発表し、2024年3月には「大東市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」を策定している。2030年度までの温室効果ガス削減目標などを掲げ、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを進めているという。
ウォータースタンドは、浄水型ウォーターサーバーの提供を通じて、ペットボトル削減を目的とした「ボトルフリープロジェクト」を展開しており、全国の自治体や教育機関との連携も進めている。同プロジェクトは、水道水を活用した給水スタンドの整備を通じて、環境負荷の少ない水分補給を促すもので、地球温暖化の緩和と健康増進の両立を図るとしている。