AMP

AMP CLOSE×

オルビス、スキンケア容器を再生利用したベンチを大阪・関西万博に設置 資源循環を目指す実証実験を開始

オルビスは、スキンケア容器由来の再生プラスチックを使用したベンチを、大阪・関西万博の会場内に設置したと発表した。これは、ポーラ・オルビスグループの省資源・資源循環を目指す取り組みの一環として実施される。

オルビスのスキンケア容器から再生したプラスチックを用いたベンチ

今回設置されたベンチには、オルビスのスキンケアシリーズ「オルビスユー」および「アクアフォース」のローションボトル充填前の余剰資材(PET素材)を再利用したという。日用品への転用を視野に入れた実証実験の一環であり、来場者がベンチを実際に使用することで、再生プラスチックの将来的な活用可能性を探るとしている。

また、デザインにはVOIDが協力し、ポーラ・オルビスグループが研究対象とする化粧品クリームや「肌」から着想を得て、乳化物や肌のキメを模した表面構造を取り入れたと説明している。視覚的・触覚的な表現を意識したことで、来場者に「触れてみたい」と感じさせるデザインを目指したとのことだ。

さらに、ベンチの木製台座には「甲州市・オルビスの森」の間伐材が使用されている。この材は、オルビスが公益財団法人オイスカと2002年より協働して行ってきた森林保全活動の成果であり、持続可能性に配慮した木材調達コードに基づく基準を満たしているとしている。

トイレ施設「島の蜃気楼」外観

設置場所は、大阪・関西万博会場内のトイレ施設「島の蜃気楼」周辺の屋外で、2台のベンチが設置されているという。来場者は自由に座り、素材やデザインの手触りを体感できるとしている。

Vote

  • SDGsへの興味・関心はありますか?
  • SDGsの17の項目のうち、企業に特に取り組んでもらいたいのはどの項目ですか?(複数回答可)
  • SDGsに寄与している企業を評価しますか?
  • SDGsに寄与している企業の製品・サービスの利用について教えてください
  • 製品そのものがサステナブルなのかどうかは購買意思決定の基準になりますか?
  • ESG(環境・社会・ガバナンス)を意識した経営・取り組みを行っている企業に関心はありますか?
  • SDGs6「安全な水とトイレを世界中に」において、日本が抱える1番の問題はなん だと思いますか?
  • SDGs6「安全な水とトイレを世界中に」において、ご自身が取り組んでいることは以下のうちどれですか?(複数回答可)
  • SDGs6の達成のために、これからも意識して行動しようと考えていますか?