斑尾高原スキー場は、2025年1月の売上が昨対比156%を記録したことを発表した。

斑尾高原スキー場

■インバウンド来場者が431%に急増!特に台湾・オーストラリア・欧米からの訪問が拡大

2024-25シーズンの1月は、台湾・オーストラリア・欧米からの訪日観光客が昨対比431%と大幅に増加し、斑尾高原スキー場の国際的な認知度が高まっているという。

斑尾高原スキー場は、日本国内でも数少ない 公式にツリーランエリアが設定されたスキー場として、訪日スキーヤー・スノーボーダーから高い評価を得ており、また、標高が高く積雪量に恵まれていることから「高確率で新雪に出会える」 という点も、多くの外国人ゲストに支持されているとのことだ。

訪日外国人割合

■ホテル売上が昨対比173.8%を記録

インバウンド観光客の増加に伴い、 ホテル売上は昨対比173.8%と大幅な成長に。特に台湾やオーストラリアからの長期滞在者が増加。

スキー初心者向けの多言語対応の強化、外国人観光客向けの食事・サービスの充実など、外国人ゲストからは 「リーズナブルな価格で、スタッフの対応が親切」 という評価も寄せられ、価格とサービスのバランスの良さが訪日客のリピート率向上につながっていると同社は考察している。

ホテル・レンタル売上の昨対

■レンタル収入が昨対比164.4%

スキー初心者層の拡大により、 レンタル収入は昨対比164.4%を記録。訪日観光客の多くがスキー未経験者であり、「9:30から無料のレッスンがあり、簡単な滑り方を教えてもらえる」 といった口コミも多く寄せられているという。

特に、スキー・スノーボード初心者向けのレンタル設備の充実や英語・中国語対応のレンタルカウンターの整備、レンタル・宿泊・レッスンを組み合わせたパッケージプランの人気な点などが、レンタル利用増加の要因になったとのことだ。