東京海上グループのイーデザイン損害保険は、自転車の交通事故関与率が増加している実態を踏まえ、同じ車道を走る車ユーザーと自転車ユーザー計500名を対象とした「車と自転車の交通ルールを巡る対立意識調査」を実施し、結果を公表した。

■調査結果主要ポイント

●「車と自転車の対立意識」が判明
車と自転車の双方の約8割が「相手に配慮してほしい」、「もっと事情を理解してほしい」と回答。

●自転車の約8割が危険・迷惑と感じる「車の幅寄せ左折=“ビタ寄せ運転”」に、自転車の安全に配慮した車側の運転事情が判明
車が「幅寄せ左折」をする理由は「自転車を巻き込まないようにする」が最多。

車の約8割が危険・迷惑と感じる「はみ出し運転=“膨らみ運転”」に、安全に配慮した自転車側の運転事情が判明
自転車が「はみ出し運転」をする理由として「歩行者との接触回避」「路肩の障害物回避」が上位。

調査結果主要ポイント

同社は、同調査結果を踏まえ、互いに自らの運転が相手にとって危険・迷惑になる可能性を自覚し、路上で出会う相手がどのような事情があるのか想像し譲り合うことが、事故のない世界の実現の第一歩だと考察。

そこで、車と自転車のすれ違いを埋めるサイトを公開し、車と自転車のそれぞれの主張を描いたプロジェクトムービー「~本音の交差点~ CAR vs BICYCLE」を2月26日より公開している。

プロジェクトムービー「~本音の交差点~ CAR vs BICYCLE」

<参考>
東京海上グループのイーデザイン損害保険『車と自転車の交通ルールを巡る対立意識調査