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RECCOOは、同社が運営するZ世代に特化したクイックリサーチサービス「サークルアップ」にて、最新のZ世代調査として「情報リテラシー」をテーマにした調査を実施し、結果を公表した。
■現役大学生のうち、42%がマスメディアよりもSNSのほうが信頼できると回答
はじめに、「マスメディアの報道とSNSでの情報、どちらが信用できるか?」と質問したところ、SNSを信用する人が42%とう結果に。
この結果に同社は、SNSは根拠に乏しいと評価されてきたが、ここ数年でSNSに対する認識が大きく変わったようだと考察している。
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■一方で、若者にとって最も信頼できるメディアは新聞、次いでテレビ
次に、「信頼できるメディア」を聞いたところ新聞とテレビと回答した人が多くなった。最初の質問とはうって変わり、今度はオールドメディアへの信頼度が高くなる結果に。
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■若者のうち、約半数がSNS上の情報の根拠を確認していると回答
次に「SNS上で話題になった情報に対して、その根拠や情報ソースを確認しているか?」と質問したところ、47%が確認していると回答。
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また、情報を見比べている人とそうでない人で意見が割れたことに対して、「SNS上で話題になった情報に対して鵜呑みにしている感覚はあるか?」と質問したところ、44%の大学生が情報を鵜吞みにしている自覚があると回答した。
Z世代の若者の中でも、情報の真偽を確認する人とそうでない人は分かれる結果となった。
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また今回の調査を通じて、情報があふれる現代では「一つの情報源だけでなく見比べる」が自由回答で最も多かったという。
次いで「(情報を)信じすぎない」、「デマの流布に加担しない」などの回答が多くみられたことから、若者ならではのリテラシーを身に着けていることもわかったとしている。
【調査概要】
調査日:2024年12月19日
調査機関(調査主体):RECCOO
調査対象:大学1年〜4年の大学生
有効回答数(サンプル数):200人
調査方法:サークルアップのアンケートオファー
<参考>
RECCOO・サークルアップ『「情報リテラシー」をテーマにしたZ世代調査』