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RECCOOは、同社が運営するZ世代に特化したクイックリサーチサービス「サークルアップ」で、最新のZ世代調査として「性格診断」をテーマにした調査を実施し、結果を公表した。
■大学生の内31%がMBTIなどの性格診断をもとにカテゴライズされることに嫌悪感を持つと回答
はじめに、MBTIなどの性格診断をもとにカテゴライズをされることに嫌悪感を覚えるか質問したところ、31%の現役大学生が「嫌悪感を持つ」と回答。
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否定派の理由を聞いたところ、以下のような意見が挙がった。
・(MBTI診断の属性の)IとEは陰キャと陽キャのように分けられる感じがする。
・第一印象が4文字に縛られてしまうから
・自分が嫌われているMBTIだと知っているから
肯定派の意見として挙げられた意見は以下の通り。
・自分がなりたいと思うMBTIと実際のものが合致しているため。
・占いみたいなものだと思っているから また、エンタメの1種だと思うから
・MBTIがすべてじゃなくて、会話のきっかけになるだけだと思っているから。
■大学生の内、43%が友人や家族などのMBTIを気にすると回答
次に家族や友人などのMBTIを気にするか聞いたところ、半数近くの学生が「気にする」と回答する結果に。
性格診断は科学的な根拠がないものが多く、性格診断に当てはまっているところを無意識に探してしまうことも多いようだと同社は考察している。
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■現役大学生のうち、約2割がMBTIを詐称したことがあると回答
最後に、実際の診断結果と異なるMBTIを回答したことがあるか調査したところ、一度でもあると回答した人は17%となった。
SNSで話題のMBTIに関するランキングがあるように、理想的な属性や「性格が悪い」とされている属性もあるため、偽ってしまう人もいることがうかがえた。
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同社は今回の調査を通して、血液型診断が流行ったように性格診断は世代を超えて話題のネタとして使われる反面、カテゴライズされることに抵抗感を覚える人もいるということがわかったとし、今後は、流行りだとしても無理にカテゴライズすることは避けた方が良いと考察している。
【調査概要】
調査日:2025年1月31日
調査機関(調査主体):RECCOO
調査対象:大学1年〜4年の大学生
有効回答数(サンプル数):500人
調査方法:サークルアップのアンケートオファー
<参考>
RECCOO・サークルアップ『「性格診断」をテーマにしたZ世代調査』