SkyDriveと九州旅客鉄道(以下、JR九州)は、大分県における「空飛ぶクルマ」(※)の活用による地域発展および地域課題の解決に向けた包括連携協定を締結したと発表した。
両社は、2024年7月に九州エリアでの「空飛ぶクルマ」事業の可能性を探る連携協定を締結しており、今回の取り組みはその一環としている。
具体的には、2028年度頃に別府湾での遊覧サービス、別府市内でのエアタクシー、別府と湯布院をつなぐエアタクシーの運航開始を想定。
さらに、2030年以降は、湯布院・九重・玖珠・奥日田エリアを結ぶ移動、大分市内から別府や湯布院エリアへの移動、大分空港から別府市内や大分市内へのエアタクシーサービスの提供等の拡大をイメージしているとのことだ。
運賃については、将来的に既存のタクシーと同程度の料金で利用できるような体系を目指すとしている。
(※)電動化、自動化といった航空技術や垂直離着陸などの運航形態によって実現される、利用しやすく持続可能な次世代の空の移動手段